2024AW 東京ファッションウィーク（Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/W）開幕！装苑的注目ブランドをピックアップ : 16. HAENGNAE（ヘンネ）

24SSコレクションより

2024年3月11日（月）〜16日（土）に行われる「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」。東京のファッションの祭典であるこの期間に、今シーズンは43ブランドが参加し、うち35ブランドがフィジカルでショーを開催する。装苑ONLINEでは、特に注目したい20ブランドをピックアップ！最新コレクションの魅力をお届けします。まずは注目ブランドのプロフィールや近年の動向をおさらい！

HAENGNAE

ABOUT THIS BRAND

デザイナーは韓国国籍を持つ日本育ちのアンナ・チョイ。2021年秋冬にデビューしたブランドで「知性や勇気を持ちながら逞しく生きる『強きロマンチスト』」がコンセプト。ロマンティックなムードをもたらす大ぶりのフリルやパフスリーブ、リボンなどのディテールを、オートクチュールさながらの仕立てで日常使いのドレスやスーツに落とし込んだファッションを提案している。

日本、ニューヨーク、イタリアでファッションを学んできたデザイナー。
▼それぞれの国で得たこととは？アンナ・チョイのインタビューは▼

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前シーズンにあたるChapter06は、タイトルを「若草物語Iittle women」とし、19世紀アメリカ・マサチューセッツ州に生きる四姉妹の姿をみずみずしく描いた、ルイーザ・メイ・オルコットの代表作『若草物語』を題材とした。女性の自立に影響を与えた本作を、ブランドがイメージする「強きロマンチスト」たちに重ね、自身が思う“愛”のメッセージを込めたコレクションに。フランスのアンティークレースを贅沢に用いたウォッシャブルシルクのガウンや、ハリ感が特徴的な形状記憶素材のボリュームスカートなどがラインナップ。軽やかなポプリンのシャツドレス、ラタンと革のトランクバッグなど、未来への夢を抱いた少女たちが無邪気に草原を駆け巡る、そんな光景を彷彿させるシーズンとなった。過去のインタビューでも、デザイナーは自身のミューズを「『若草物語』のジョー」と語っている。