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Snow Manの岩本照、宮舘涼太、深澤辰哉による舞台『祭 GALA』
宮舘涼太×コシノジュンコによるオープニング衣装に注目!

2024.04.16

Snow Manの岩本照さん宮舘涼太さん深澤辰哉さんが主演・演出を務める新作舞台『祭 GALA』。4月1日(月)初日の幕を開け、すでに後半戦に突入した。3人の全力疾走は4月29日(月・祝)の千穐楽まで続く。
これまで新橋演舞場での公演に数多く出演する中で、舞台ならではのエンターテイメントについて学び、表現力を育んできたSnow Man。それだけに自らの手で創る新作への思いはひとしおだ。日本の文化を海外へ届けたいと模索した新作は、日本の伝統文化をベースにした和洋折衷のオリジナルエンターテイメントで、その名は『祭 GALA』。すでにチケットは完売御礼だが、生みの苦しみを経て、3人が創り上げた作品が国境を越え、世界へと広がることを目指す。ここでは、衣装に注目しながらその一片をお届けしたい。

 『祭 GALA』。その幕が上がると、そこには大きな鳥居が並ぶ。時に異空間に浮かびあがるように、その色彩を変化したり、光を放ったり。大迫力の幕開けだ。威風堂々と登場したのは岩本照、宮舘涼太、深澤辰哉の3人。頭には角のついた獅子の頭、奥行きのある漆黒をベースに金糸が織り込まれた神々しい衣装。獅子の頭と袴の鮮やかなメンバーカラーが際立つ。このオープニング衣装は、今作で衣装プロデュースを担う宮舘とコシノジュンコによるコラボレーションによるもので、制作過程において何度も打合せやフィッティングを繰り返したと言う。ファッション界において、和の要素を果敢かつモダンに取り入れ、時代の先を行くアヴァンギャルドなデザインで半世紀に渡ってその名を世界へ馳せてきたコシノジュンコのクリエーションと3人のパフォーマンスが共鳴する衣装に仕上がっている。

オープニング衣装から燕尾服へと大変身!

オープニングでその衣装とパフォーマンスが一つとなり発する壮厳なエネルギーに圧倒されるもつかの間。次にあっと驚く瞬間が訪れた。台座に立つ3人が引き抜き(観客の目の前で一瞬にして衣装が変化する仕掛け)によって白と黒の燕尾服姿へと変身を遂げた。フロントスタイルはシャープで張りのある白、そしてバックスタイルは柔らかで動きのある黒という大胆なコントラスト。背には、公演名のロゴ「祭」の文字の一部にデザインとして組み込まれている3人の名前の頭文字である照の「ヒ」、涼太の「リ」、辰哉の「タ」が。これはコシノジュンコさんの手書きによるもので、彼らの動きに合わせてその文字も魂を宿したかのように踊っている。

晴れやかに華やかに!
色艶やかな日本の祭を視覚で味わう

趣の異なる様々な演目が続き、その一つ一つから目が離せない。日本ならではの幽霊をモチーフにした白装束に包まれたお化けの群舞はチャーミングで愛らしい。大いに盛り上がったのは目玉ともいえるお祭りの場面。日本の風物詩、盆踊りのやぐらの上には、扇子を手にしたはかま姿の3人が。周りを取り囲む出演者も浴衣や法被をまとい、日本の祭りにある色彩の美しさが存分に映し出されていた。
日本の祭、そして伝統文化をあらためて体感し、同時にそこには衣装が深く結びついていること、文化と服飾の密接な関係をあらためて感じられる舞台。『祭 GALA』が世界へと広がる時、そこに付随する衣装の意義や魅力も一緒に届くことを期待せずにはいられない。


『祭 GALA(ガラ)』
Snow Manの岩本照、深澤辰哉、宮舘涼太が主演・演出を務める舞台。和と洋を融合し、新橋演舞場から世界へと発信する新たなエンターテイメント。日本語の「祭」と外国語で祭を意味する「GALA」を組み合わせた名の通り、晴れ晴れしくエネルギッシュな世界が創り出された。

日時:4月1日(月)~4月29日(月・祝)*全日程完売御礼
場所:新橋演舞場 (東京都中央区東銀座6-18-2)

Snow Manの衣装レポートはこちら

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