2020年1月にシングル「Imitation Rain/D.D.」でデビューして以来、音楽はもちろんのことメンバー9名それぞれの才能と個性を発揮し、ジャンルレスな活躍を見せているSnowMan。1stアルバム『Snow Mania S1』を9月29日にリリースし、その幅広いジャンルに富んだ多彩な楽曲と音楽表現への大きな反響は話題にもなっています。その『Snow ManiaS1』を引っ提げた彼らの、デビュー以来初めてという有観客ツアー『Snow Man LIVETOUR 2021 Mania』が10月8日（金）の神奈川県 横浜アリーナ公演からスタートし、全国7か所で32公演が行われる。

初日の横浜アリーナでの公演では、“ライブ”であることの醍醐味、音楽、歌声、表情、パフォーマンス、演出……そこで見聞きできるすべてと、そこから生まれる喜びや感動を、ステージに立つ演者もそれを受け取る観客も一体となって感じ、共有できるライブ。エンターテイメントの発する強烈なエネルギーが、確かにその空間と時間に存在することをあらためて思い知らされたようなライブでした。装苑として注目したのは、彼らの魅力とパフォーマンスを引き出した4種の衣装。Snow Manの持ち味であるアクロバットやダンスで攻め続けた前半、まずオープニングでは、現在の彼らのきらめきを表現するかのような、ピンクや水色のパステルの輝きを放つセットアップ。黒のインナーやパンツのサイドラインがその輝きと動きをきりっと引き締めた。メンバーの阿部亮平さん考案という「スノインザボックス」登場時からは、落ち着いた色味のメンバーカラーのスーツに美しく身を包んだ。ボックス内に水が流れ、ボックスを映し出す照明とも相まってエモーショナルなムードを演出。かと思えば、一変し、中盤ではデニム×白を基調としたカジュアルスタイル。シンプルだからこそ、そこから見えてくる表情や魅力を感じられた。最後は、チェック柄の生地にスパンコールなどの装飾や加工で輝きを載せたセットアップ。ブルゾン、ノーカラーのジャケット、ダブルのジャケット、オーバーサイズのベストなど、メンバーそれぞれの体格や個性にフィットしたデザインでステージを盛り上げていた。パフォーマンスとともにビジュアルの記憶として残る衣装。そんな視点からも、音楽を、エンターテイメントを楽しんでみてほしい。

Snow Man 『Snow Mania S1』
Avex Track
配信リンク：https://snowman.lnk.to/1stalbum_all

Snow Man「Secret Touch」Rec Ver.

Snow Man「Snow Mania S1」楽曲紹介

「EVOLUTION」