「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」Snow Manを構築する9人の情熱と才能が生み出す、Snow Manというエンターテイメント

エレガントな白と凛々しい黒が奏でるハーモニー

オープニング衣装から一転。次に登場したSnow Manがまとっていたのはモダンでエレガントな白衣装。オープニング衣装ともまた別の、しなやかな美しさと洗練された佇まいに息をのむ。白いジャケットやコートは、動きに合わせて黒とゴールドの花模様が舞っているように見える。この衣装では、宮舘涼太のたっぷりフリルの燕尾はターンのたびに波のような広がり方や、佐久間大介のパンツに足された黒レースとコート裏地の白レースがコントラストもその表情をより豊かにして見せた。この衣装で披露した新曲『SBY』の見どころの一つでもある、佐久間大介、宮舘涼太、ラウールよるダブルターンをより華麗に引き立てていた。この3名だけが長め丈だったことを思うと、この白衣装はこのターンのための特別な一着なのかもしれない。

次に着たのは、シャツにネクタイ、そこにデニムなどを合わせたカジュアルスタイル。この日、ステージに復帰した岩本照はデニムのシャツとパンツに赤ネクタイ。深澤辰哉はリボンでストライプを描いたシャツがかわいい。ラウールはショルダーを強調した白シャツにビジューつきの細いレザータイでモードに。渡辺翔太はハンドペインティングのようなプリントシャツでアーティスティックな装い。向井康二は水色のシャツにチェックのショーツを合わせて少年風。阿部亮平はオーバーサイズのストライプシャツにスカーフタイで着崩して。目黒蓮はシルバーのビジューでシャツとデニムを飾ってさりげなく華やかに。宮舘涼太も白シャツにデニムと一見シンプルだが、デニムに白いレースの組み合わせ方が洒落ている。佐久間大介はTシャツの上に羽織ったスカーフプリントのシャツが鮮やかだ。このシャツスタイルは、他の衣装と比べてシンプルな分、メンバーたちの本来の表情やムードがダイレクトに伝わってくるようで、一つのコンサートを構成する中で、衣装として重要な役割を担っていたように思う。その後、それぞれにジャケットを羽織るとイメージがガラリ。ファッションアイテムとして定番のブルゾンやジャケットに、リボンやビジューなどの装飾で衣装へとアップデートされていた。

アジアのエッセンスを散りばめた
情熱的な赤と黒とゴールドのエキゾチックな衣装

ライブも終盤。最後は彼らの情熱や熱量を視覚化したような赤衣装。チャイナジャケットのようなトップスや、帯のような太いベルト、羽織りのようなコートなど、アジアを感じるエッセンスがあちこちに散りばめられた。それは、今後、日本だけではなく、アジアへ、そして世界へと羽ばたいていくであろうSnow Manの未来を指し示した一着なのかもしれない。この赤と黒の衣装に視覚化された強い意思と熱い思いが、このSnow Manというエンターテイメントを生み出し、エンターテイメントの未来を切り開いていくのだと衣装が教えてくれた。

photographs: Norifumi Fukuda(B.P.B.)

Snow Man Dome Tour 2024 RAYS 東京公演からMC中生配信！～新曲‘SBY’初披露！～

Snow Man「One」Music Video

Snow Man「EMPIRE」Music Video

Snow Man BEST ALBUM 『THE BEST 2020‐2025』（ザベスト）
デビュー5周年を迎える、大切な記念日である2025年1月22日（水）に、Snow Manの初ベストアルバムのリリースが決定！デビューシングル「D.D.」から11枚目のシングル「BREAKOUT/君は僕のもの」まで全タイトル15曲を網羅。さらに、新曲の「SBY」に加えて、ファンへの感謝を詠った「Dear,」も収録。
WEB: https://mentrecording.jp/snowman/
『THE BEST 2020‐2025』配信リスト：https://snowman.lnk.to/best_ad

Snow Man 4^th ALBUM 『RAYS』
WEB: https://mentrecording.jp/snowman/
配信リスト：https://snowman.lnk.to/4thalbum_ab

Snow Man
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