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山田涼介が魅せた完璧で最高な初ライブツアー「Ryosuke Yamada LIVE TOUR 2025 RED」

2025.06.21

Ryosuke Yamada名義でリリースした自身初のソロアルバム『RED』を引っ提げて、4月26日(土)の静岡・エコパアリーナ公演を皮切りに、全国6都市を巡るライブツアー「Ryosuke Yamada LIVE TOUR 2025 RED」を敢行中の、Hey! Say! JUMP 山田涼介。コンセプトからコンサートの細部に至るまでのすべての演出を自身で担っており、山田涼介が思い描くエンターテイメントが具現化された世界がそこに在る。

ツアーファイナルとなる6月21日(土)、22日(日)の福岡・マリンメッセ福岡A館公演を目前に、5月24日(土)の千葉・ららアリーナ 東京ベイ公演を衣装の視点から振り返ってみたい。

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深くて鮮やかなREDの世界で
クールな煌めきをまとう黒

Hey! Say! JUMPとしてグループでのデビュー以来、絶対的エースとして背負ってきたメンバーカラーの「赤」が、ソロオリジナルアルバム『RED』のテーマ。その音楽世界が具現化されるコンサートにおいて、山田涼介がこれまでに塗り重ねてきた多彩な赤が、Ryosuke Yamadaとしてどのように描き出されるのかと、開演前から期待が高まる。

オープニング映像で高揚感が煽られた後に、アルバムリード曲「RED」のイントロとともにメインステージ奥の扉から山田涼介が降臨。悲鳴にも近い歓声とともに真っ赤に染まった空間に、黒の衣装を身にまとった彼の姿はひと際クールだ。シルバーと黒のビジューや刺しゅうなどで壮麗な装飾がジャケットやパンツの裾や靴にまであしらわれ、肩にはシルバーのフリンジが揺れて、大人の豊かな煌めきを放っている。フォックスタイプの黒のサングラスをつけ、黒のレザーグローブをはめた左手に深紅のマイクを握る。その衣装と呼応するようなスタイリッシュかつセクシーなパフォーマンスで、スタートから一気に会場のボルテージがあがる。曲が変われば、右手には真っ赤なステッキが。そのステッキ一本で、また別の世界へと誘っていくのだから心憎い。セットリストには過去の人気ソロ曲も交えていて、山田涼介の今までと今を繋ぎ、大きな一つの物語になっていくよう。

次のブロックへと進むと、大人の恋を彷彿させるストーリーの映像が流れ、そこから飛び出して来たかのように登場。真っ白のシャツとパンツをまとってのパフォーマンスは、どこまでも妖艶でセクシーさを爆発させている。シャツの胸をはだけさせたり、ネクタイをほどいて手にしたりと、さりげなく衣装をパフォーマンスに生かしていく。その後も、真っ白のワントーン衣装に、メガネ一つ、あるいはピンクのハット一つと、白のワントーンに小物を加えることで、流れを止めることなくムードを一つ一つ変えていく様はお見事で、巧みな演出がそこにはある。山田がどれほど心を砕いて、細部まで丁寧にステージをつくっているのかが伝わってくるよう。

NEXT:LEO衣装からライブ終盤のドレスアップスタイルに注目。

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