「AKB48 大衣装展 -時代を彩った装跡-」20年の歴史が詰まった過去最多の400点以上を展示！

AKB48メンバーの注目衣装は？

倉野尾成美（くらのおなるみ）
「AKBといえば赤チェックは外せないですが、前期の展示では『マジすか学園』シリーズの衣装が見れるのは激アツです！ 着させていただいたことはあるんですけど、やっぱり衣装をじっくり見たい。私も絶対に写真を撮りたいなと思っています！」

「マジすか学園」 渡辺麻友

小栗有以（おぐりゆい）
「『ヘビーローテーション』のナポレオン衣装に憧れて、小学生の頃に友達のお母さんに作ってもらったんです。その衣装を着て、児童館でほうきをマイクに見立てて踊ったことを覚えています。それほど憧れていた衣装を着て、峯岸みなみさんのコンサートで大島優子さんと一緒に歌えた時はすごく幸せでした。」

「ヘビーローテーション」 前田敦子

伊藤百花（いとうももか）
「MVやテレビで見ていて、『RIVER』はAKBの勢いを感じる楽曲と衣装だと思っていました。自分もこの楽曲を踊るときは、毎回すごく気合を入れて頑張るぞ！っていう気持ちになっているので、いつかこの衣装を着てパフォーマンスしてみたいです。」

「RIVER」 高橋みなみ

八木愛月（やぎあづき）
「『Partyが始まるよ AKB48 in Tokyo DOME～1830mの夢～』の衣装はすごく可愛くてどタイプです。私の1番好きな色はピンクなんですが、ピンクのチェック柄衣装ってあまり無いなって思っているので、皆さんもぜひじっくりと見てください！」

「Partyが始まるよ AKB48 in Tokyo DOME～1830mの夢～」 前田敦子

佐藤綺星（さとうあいり）
「『言い訳Maybe』のMVが大好きで、撮影では着させていただいたことがあるんですが、まだパフォーマンスをしたことがないので、いつかこの衣装着て踊ってみたいです！」

「言い訳Maybe」 渡辺麻友

茅野しのぶさんからのメッセージ

茅野しのぶ
「私が、AKB48の衣装で大事にしているのが、「ドラマチック」と「カオス」なんです。AKB48は、総選挙やじゃんけん大会で、思ってもない展開が起きたりする。総選挙のスピーチからインスピレーションを得ることも多かったです。当時は出来レースだと言われたこともあったんですけど、本当にガチでやっているので、順位が決まってから衣装を制作する私たちが実は、いちばんバタバタしていたんです（笑）

でも、メンバーのみんなも大切な青春時代を捧げてアイドルを頑張っているので、実りのある時間にしてほしい。芸能界を渡っていくなかで、自分の魅力は何なのか、衣装を通じて気が付いてもらえたらいいなと願っています。とはいえ、ステージを降りれば普通の女の子なので、皆さんが服を買うときにテンションが変わるように、これ可愛いとか、私はこの形が似合うとか、自分の衣装がいちばん可愛いって思ってほしいので、トレンドはすごく意識しています。

こういう展覧会を通じて、ファッションの可能性や素材の面白さが、服飾の専門学生だったり、同じ業界の人に伝わって、大げさかもしれないんですけど、アイドルの業界全体の衣装のクオリティだったりとか、衣装におけるコンセプト作りの大切さがちょっとでも伝わればいいなと。

今後も、ファッション業界全体をコラボレーションだったり、AKB48を通して元気にしていけたらいいなって思ってます！」

Shinobu Kayano
株式会社オサレカンパニーのクリエイティブディレクター。AKB48創設当初より総合プロデューサー秋元康氏の下で衣装担当として活動。その後、デザイン・衣装・ヘアメイクなどの事業を担うオサレカンパニー社のクリエイティブディレクターに就任。これまでに制作した衣装はおよそ35,000着。メンバーの個性を引き出す豊富な衣装デザインとバリエーションに定評があり、AKB48以外にも、声優、コスプレイヤー、2.5次元アーティストの衣装、学校制服・医療制服のプロデュースなども行う。Twitter：@shinobukayano

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