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Aぇ! groupのリスタートに見る、覚悟と挑戦。
「Aぇ! group LIVE TOUR 2026 Runway」

2026.07.12

今年2月にリリースした新曲12曲から成る2ndアルバム『Runway』を引っ提げて、全国アリーナツアー『Aぇ! group LIVE TOUR 2026 Runway』を巡っている正門良規末澤誠也小島健佐野晶哉。4人の新体制となって初のツアーでもあるが、気合は十分。アルバムタイトル『Runway』にちなんだ乗降する巨大なランウェイやセンタースタージに鎮座する360度回転するリフター、そして縦横無尽に会場を周回するトロッコなど、演出面でも新たな試みも多く、どんなステージになるのか期待が高まる。ここでは、2026年7月4日(土)に開催された横浜アリーナでの公演の様子を、衣装に注目しながら振り返る。

新たなAぇ! group像を体現する
無骨と輝きの華麗なるドッキングのオープニング衣装

高まる期待と共に熱気に包まれた横浜アリーナ。観客が待ちわびたその時を迎え、滑走路から飛び立つパイロックとに扮したメンバーのオープニング映像が流れると、あたかもその映像から飛び出してきたようなメンバーたちの姿を追って、その熱視線は一斉にメインステージ上方へと注がれた。天井ゴンドラに乗って登場した彼ら。まとっているのは、ライブ前に会見で着用していたあの一着だ。カーキのミリタリー&ワークウェアをベースにメンバーカラーのファーで華麗さ携えて、存在感たっぷりのブローチあるいは勲章のようなモチーフの装飾がゴージャスに全面にあしらわれている。

正門良規はジャストサイズのブルゾンでレザーやスエードの異素材ミックスで表情豊かな一着にサイドラインにフリンジを配したデニムパンツを合わせて、ウエスタンなムードも内包する。末澤誠也はMA-1に赤いファーを右肩にかけてワイドなパッチワークデニムでストリート感をプラス。小島健は変形モッズコートの中にライダーズのベストを重て、ボトムに迷彩柄のカーゴパンツを合わせたハードなスタイルだが、袖口のベルトや内側に配してのぞかせたファーなどのディテールが効いていてジェントルマンなムードも共存する。佐野晶哉は、トレンチコートをベースに、異素材ミックスによるベージュとブラウンとカーキのカラートーンがお洒落。パフォーマンスではダイナミックかつ美しくにそのコートを翻した。

オープニングから会場は一気に盛り上がっていき、「A☆BEAT」でのコール&レスポンスではその瞬間を共にするすべての観客が一体となり、序盤にも関わらず会場は熱くヒートアップ。

ドラマティックな瞬間を届けた
スターリッシュなシルバー衣装

オープニング衣装から180度趣を変えたのが、次に来たシルバーの衣装。大人っぽく洗練されたドレスアップスタイルで、4人それぞれのスタイルの異なりがジャケットの形や丈、インナーにもがデザインに活かされている。

正門のスリーピース、末澤のショート丈のダブルジャケット、小島のタキシードジャケットコート、それぞれにぴたりとハマっていて、佐野のジャケットからたなびかせたタイが秀逸だ。きらめくシルバーのビーズ刺繍やビジューのフリンジが、メンバーたちの輝きをより一層まぶしくさせる。

「哀結び」ではセンターステージのリフターが大きく開き、回転。花びらが舞い上がるシーンでは、はらはらと舞う赤と彼らのまとうグレーとシルバーの輝きが儚くも美しい世界をドラマチックに描き出す。その情景は圧巻であると同時に、観る人の心の奥底を感情的に揺さぶる。可愛い曲からバラード、そして応援ソングまで、音楽世界における彼らの表現の幅広さを見せつけられるようなブロックだ。そしてMCを挟んでその勢いをそのままに、Aぇ! groupの魅力を解き放ったのが最新シングル「でこぼこライフ」での4人の豊かな表情。楽しそうに歌う彼らの姿に、観客たちにも笑顔が咲く。笑顔の連鎖とは、なんて幸せな光景なのだろう。あらためてライブの醍醐味を感じさせる瞬間だ。

「Fashion Killa♡」で変身!
ファッションショーさながらのモード感にあふれる衣装

後半戦に突入!その一曲目は「Fashion Killa♡」。登場から、ファッション撮影さながらの見事なポージングを披露。歩けば、そこがランウェイにも思えてくるほど。

正門は、ノーカラージャケットが主役。その首回りにはパールがあしらわれ、繊細でなロマンティックなレースもあしらわれている。末澤が羽織っているのはツイードのジャケット。袖口などには繊細なゴールドのチェーン、身ごろに垂らした太いゴールドチェーンも目を引く。小島は、グラフィカルなプリントの色鮮やかなブルゾンにヒョウ柄というド派手なスタイルにも関わらず着こなしてしまうあたりは流石の一言。佐野はボヘミアン調のジャケットにチェックのパンツと、こちらも上級なコーディネートだがスタイルの良さも相まってファッションとして成立させている。

そしていよいよクライマックス。ここではブルゾンやデニム、ワイドパンツなどのストリート感のあるカジュアルスタイルで、Aぇ! groupの真骨頂でもあるバンドで終盤を駆け抜ける。まずは「咆哮」から。メンバーたちの強い思いとダイナミックな演奏、そして末澤の情熱を乗せたシャウトが会場をさらに熱くし、最高潮のときを迎えた。
バンドでは、一曲一曲、プレイするメンバーたちの表情があまりに幸せそうで。そこから生まれる音楽のエネルギー、音楽の強さ、やさしさ、楽しさに会場中が満ちていくのを体感する。

新体制となって最初のツアー。この2時間半に前を向いて歩いていく彼らの決意と覚悟がにじんでいた。同時に、音楽の魅力をこれほど豊かに表現し、観る人に届ける彼らの才能とエネルギーにあらためて感動するライブ。未来への大きな、そして確かな一歩であることは間違いない!

photographs: Norifumi Fukuda(B.P.B.) / coding: Akari Iwanami


Aぇ!group 
公式サイト:https://starto.jp/aegroup/
Instagram:@aegroup_official_0515
X: @aegroupofficial
YouTube:@Aegroup_official
TikTok:@aegroup_official

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