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ACEesが魅せた! 伝統を継承し新時代へ挑む”決意”のステージ「ACEes Arena Tour 2026 “V”」

2026.07.17

柔かな美しさと気品を兼ね備えた
ブラック×ゴールドのオープニング衣装

高まる期待を表すかのように5色の光で埋め尽くされた有明アリーナ。今回のライブは、“V”から始まる6つのキーワードがテーマだ。スクリーンに、VENTURE(冒険)/VERSUS(競演)/VIRAL(中毒性)/VEIN(血脈)/VANGARD(先陣)/VORTEX(熱狂)の文字が映し出され、深紅の幕が落ちるとACEesが登場!

始まりは明るい未来を歌った楽曲「PROLOGUE」から。佐藤が手がけた新衣装は、まるで王族の礼装を現代的にアップデートしたかのよう。ベースは全員共通のシングルブレストジャケットと細身のパンツのセットアップだが、金刺繍やビジューチェーンの配置、チュールのあしらい方で全く異なる印象を醸し出している。浮所は右肩にバラを象ったチュールを乗せ、作間はパフスリーブの立体的なフォルムが印象的。動くたびに装飾が光を反射し、チュールが空気をはらむ。5人の魅力を何倍にも増幅させる衣装だ。

「Acing out」では、息の合ったフォーメーションダンスを披露。地面を駆けるような振付に合わせ、足元から火花が散る演出も加わり、視線を奪うステージとなった。

その後、静寂のなかひとり残った佐藤は、ゆっくりとセンターステージへ。手にしたのはサックスだ。激しいパフォーマンスの直後、息を整える間もなく、音を鳴らすことすら困難な楽器で音色を紡ぎ出していく。そのストイックな姿と魂の演奏に、客席から大きな拍手が沸き起こる。

入れ替わるように、浮所、那須が純白のスーツに身を包み、「magnet」でシンクロダンスを披露。作間、深田、佐藤は真っ赤なスーツで対峙する。白と赤の鮮烈なコントラストのなか、5人はスカーフの巻かれたハットを手にtimeleszの楽曲「カラクリだらけのテンダネス」をスマートにキメてみせた。

続いて、浮所と作間がエアリアルに挑む。天井から垂れる赤い布を力強くつかみ、腕の力だけで高みへと昇っていく姿を、会場は固唾をのんで見守る。宙に浮いたまま布を身体に巻きつけ、一瞬静止したかと思えば、地上約8メートルの高さから大胆に回転落下。美しさと緊張感が交錯する圧巻の演出に、思わず息を止めてしまうほど。

息つく間もなく、メンバーはフェザーがあしらわれたホワイトの衣装へと着替え、「君と…Milky way」へ。先ほどまでアクロバティックな大技に挑んでいた作間が今度は繊細なピアノの音色を奏で、その旋律とメンバーの歌声に乗せて浮所がソロで宙を舞う。まるで天の川を泳いでいるかのような、幻想的な美しさが満ちていった。

これぞ王道の輝き!メンカラに煌めく
スパンコールの“ギラギラ”新衣装

メンバー全員が午年の年男であることにちなみ、ACEesならぬ“うま~シーズ”のコーナーで会場を和ませると、ライブは後半戦へ。次に披露されたのは、彼らのホームグラウンドとも言える帝国劇場を思わせる壮大なステージング。

浮所は「僕たち、そして昔から知ってくれている方にとっても馴染み深い曲が入っています。そんな僕たちの原風景をたどるコーナー」だと語る。メインステージ上の巨大スクリーンがゆっくりと前方へ倒れ込むと、姿を現したのは大階段。その頂点に立つ5人が歌い始めたのは、帝国劇場の舞台で長年歌い継がれてきた「LET’S GO TO EARTH」だ。

身にまとっていたのは、ゴールドのセットアップにメンバーカラーのジャケットを合わせた、眩いばかりの新衣装。浮所那須佐藤の3人はいくつものエンブレムが輝くナポレオンジャケットを羽織り、それぞれ丈感が異なっていたり、佐藤のジャケットにはペプラムがあしらわれていたりと細かなテーラリングの違いが光った。作間はジャケットとスカートがドッキングしたようなコート、深田もロングコートを重ね、しなやかなスタイルを最大限に生かした着こなしを魅せた。

ジャケットの背面や、袖口からちらりとのぞくシャツの袖には「ACEes」の赤い文字がパッチワークや刺繍で刻まれ、裏地や靴などにアクセントとして取り入れられた赤の差し色も印象的に映える。華やかな輝きと、伝統的でクラシカルな要素、その両方を兼ね備え、彼らの“今”と“原風景”をつなぐステージにふさわしい衣装となっていた。

ロックとストリートの要素を
ミックスした赤衣装

ライブも終盤、嵐やSMAP、NEWSといった先輩たちの名曲を披露した後、会場の空気を一変させるように現れた深田は、客席に背を向け、目の前の大きな太鼓を打ち鳴らす。「ダンダダン!」と力強い重低音が会場の空気を震わせた。こちらを向いた深田が3つの太鼓をリズムよく叩き出すと、その骨太なビートに呼応するように那須がキレのある豪快なブレイキンを繰り出し、会場を一気に自分たちのペースへと引き込んでいく。そのままなだれ込むように嵐の「P・A・R・A・D・O・X」をACEesオリジナルの振付で披露した。

ここで5人が身にまとったのは、赤と黒を基調とした衣装。スタジャンやライダースといったストリートの王道アイテムに、ダメージ加工やスタッズ、ハードなチェーンといったロックな要素があしらわれた。深田はシャツを大胆に開け、鍛えられた肉体美を際立たせるワイルドな着こなし。那須はブレイキンの激しい動きにも耐えるレザーグローブやチョーカー、ニット帽をスタイリッシュに取り入れ、パフォーマンスにおける機能性と、抜け感を融合させたスタイリングで個性を放っていた。

熱狂のなか、浮所がまっすぐな眼差しでファンへ、そして未来へと語りかける。「事務所のスタイルだったり伝統を引き継ぐことができるのは、この事務所の人間だけだと思ってます。なので、我々ジュニアが、ACEesが引き継ごうと思ってます。そして、いつかはわかりませんが、いつかのいつか僕たちがデビューした時、世の中に出た時、芸能界荒らしに行きましょう!」とデビューへの意気込みと強い覚悟を感じるメッセージを届け、ラストに新曲「真夜中のZOO」を披露し本編は幕を閉じた。

“5人全員がエース”。その名に込められた思いを体現するように、それぞれの個性と努力を輝かせながら、ひとつの大きな力となったACEes。進化を続ける5人が、この先どんな景色を見せてくれるのか、ますます目が離せない。

photographs: Josui(B.P.B.) 


ACEes
公式サイト:https://starto.jp/aegroup/
Instagram:@jr_official_
X: @jr_official_X
YouTube:@juniorchannel_yt
TikTok:@jr_official_tiktok

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