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文化学園出身の100人の
クリエイターをご紹介!

2023.06.30

影山蓉子スタイリスト

「SPUR」photo : Masami Naruo

文化服装学院でファッションの基礎や流通、スタイリングについて学ぶ。2006年より、スタイリストの広田聡さんに師事し、’09年に独立。現在、eight peaceに所属。「今着たい服」を常にキャッチしながら、品のあるハイモードから定番的なスタイルにスパイスを加えたリアルクローズ、そして、女性らしいエレガントなスタイルながら、程よい抜け感のモダンなファッション提案が魅力のスタイリスト。国内外のモード誌をはじめ、広告やカタログ、俳優のスタイリングなどを多数手がける。また、トレンドや着こなしを踏まえた、各シーズンのおすすめアイテムやスタイリングテクニックの指南にも定評があり、幅広い分野で活躍。

Yoko Kageyama
文化服装学院 スタイリスト科(現・ファッション流通科 スタイリストコース) 2003年卒業
Instagram:@eightpeace_management 

KASUMIモデル

photo : Kazuki Nagayama

文化服装学院スタイリスト科在学中より、学内でのファッションショーや知人のヘアショーにモデルとして参加、また、ブランドのフィッティングモデルとして活動。いくつかの経験をしていくうちにモデルの仕事を意識するようになり、ファッションモデルコースへ。ピエール・カルダン60周年記念に行われた、日本でのファッションショーのオーディションを受け、みごと合格。2011年、現在のエージェンシーに所属し、翌年にはヨウジヤマモトのコレクションでパリコレのランウェイに出演。以降は雑誌や広告、カタログ、ファッションショーなど幅広く活躍。ステージ映えするボディバランス、そしてデビューからトレードマークになっているショートヘアが魅力。

カスミ
文化服装学院 スタイリスト科 ファッションモデルコース(現・ファッション流通科) 2011年卒業
Instagram:@punsumi     

勝田里奈PoFF ファッションディレクター

1998年生まれ、東京都出身。2011年、スマイレージ(現・アンジュルム)の2期メンバーとしてデビュー。アイドル業と並行して文化学園大学に入学し、ファッションの勉強やモデル活動などにも精力的に挑戦。’19年、アンジュルムを卒業後はファッションの世界に飛び込み、’20年に、自身がモデルとして登場しディレクションも手がけたZINE「BABY’S BREATH」を毎月発行。翌’21年には、オリジナルブランドPoFF(ポーフ)を立ち上げ、ファッションディレクターに就任し、’21-’22年秋冬コレクションでデビューを果たした。「強さを纏う女性」をコンセプトに、洗練された、流行にとらわれず長く着続けられる服作りを目指し、新たなベーシックの形を模索する。

Rina Katsuta
文化学園大学短期大学部 ファッション学科 2019年卒業
Instagram:@rinakatsuta 

カトーショーヘーHEIHEI デザイナー

岩手県盛岡市出身。高校卒業後に文化服装学院II部(夜間)服装科に入学し、その後、服飾専攻科デザイン専攻に編入。授業で作った服を着てのストリートスナップ掲載やDJ活動をきっかけに在学中から国内外のアーティストに衣装やグラフィックなどを提供する。卒業後の2014年にヘイヘイをスタート。’16年に新宿にアトリエ兼店舗をオープン、’18年に渋谷区神宮前にアトリエ兼店舗を移転。’19年に現在のラフォーレ原宿店をオープンし、原宿カルチャーを全面に押し出した世界観とデザインで、国内外の有名企業やキャラクター、アーティストとのコラボレーションも展開する。’22年からはブランドの活動以外に映像制作も積極的に行っている。

Shohei Kato
文化服装学院 服飾専攻科 デザイン専攻 2014年卒業
Instagram:@heihei_official   

河合航大アーティスト

1998年大阪府生まれ、神奈川県出身。文化服装学院在学中の2018年から約2年間、アーカイブ&セレクトショップ、ジ エレファントでオリジナルのカスタムウエアを担当。パターンを学びながら月に60〜80着のリメイクウエアを手がける。’20年より、資源の有限性に着目しアーティスト活動を開始。「消費.視点.認識」をテーマに、新たな資材を使用せず服を椅子に変換する作品が話題を呼び、国内外で注目される。ファセッタズムやダイリク、空山基などとのコラボレーションやThe Mavericks of 2021アワードにて最年少で受賞するほか、話題のスタートアップ企業「Pickyou」の事業経営を行うなど、各方面でさらなる今後の活躍が期待されているひとり。

Kota Kawai
文化服装学院 アパレル技術科 生産システムコース 2020年卒業
Instagram:@_kotakawai  

川谷光平写真家

1992年生まれ、島根県出身。2019年にJAPAN PHOTO AWARDでシャーロット・コットン賞を受賞。’21年にダミーブックアワードの登竜門といわれるドイツのKASSEL DUMMY AWARDを日本人で初めて受賞し、受賞作品である写真集『Tofu-Knife』(MASA刊)を出版。’22年には渋谷パルコ主催のP.O.N.D. 2022に参加。そのほかに、オルタナティブスペース「森林301」の運営や、コミッションワークではロエベのウォレットキャンペーンやキコ・コスタディノフ×アディダスなど世界的なファッションキャンペーンを撮影。’23年は、ドイツ・ブラウンシュヴァイク写真美術館でのグループ展「Book_Spaces」に参加を予定。

Kohei Kawatani
文化服装学院 スタイリスト科(現・ファッション流通科 スタイリストコース) 2012年卒業
Instagram:@kohei_kawatani      

河村慶太YEAH RIGHT!!  デザイナー

文化服装学院卒業後、ノゾミ イシグロにアシスタントとして勤める。2005年、井村美智子とともにイェーライト!!を設立。袖を交換・共有できる「COMMON SLEEVE」、自分たちで栽培した和綿でTシャツを作る「KNOW COTTON PROJECT」、フォトグラファー東海林広太との写真展やビジュアルブック刊行など多くのプロジェクトを企画。陶器ブランドTALKY、日用品×デジタルコンテンツを制作するPEOPLEAPのメンバーとしても活動。そのほか、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科衣服論特別講師、ブランドやショップが抱える在庫や、個人のワードローブをリメイクしていく「RE:LIGHT project」のプロデュースなど、活動は多岐にわたる。

Keita Kawamura
文化服装学院 アパレルデザイン科 2001年卒業
LINK:https://linktr.ee/yeahrightii

神田恵介keisuke kanda  デザイナー

舞台『宝飾時計』メインビジュアル

1976年生まれ。’96年、早稲田大学在学中に服作りを始め、大学4年生の時、京王井の頭線内でゲリラファッションショーを行う。2005年にケイスケカンダとして活動を開始、アンリアレイジとともに、東京タワーにてファーストコレクションを発表。’07年より全国のファンのもとへ赴くスタイルの新作発表会を開始、現在の活動の基軸となる。銀杏BOYZやクリープハイプなどのアーティストをはじめ様々なコラボも展開。文化学園購買部でプロデュースしたバッグは通称、文化バッグと呼ばれる定番に。’22年、ミナ ペルホネンとのコラボも始動。’23年、舞台『宝飾時計』(演出:根本宗子、主演:高畑充希)と「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常」の衣装も話題に。

Keisuke Kanda
文化服装学院 II部(夜間部)服装科 2003年卒業
WEB:https://www.keisukekanda.com/

木村晶彦LOKITHO  デザイナー

1979年生まれ、京都府出身。2001年に立命館大学を卒業後、上京。文化服装学院に入学しアパレルデザインを学ぶ。コレクションブランド、G.V.G.V.にて企画デザインを担当し、’10年春夏コレクションより自身のブランド、ロキトをスタート。’14年、Tokyo新人デザイナーファッション大賞にて大賞(東京都知事賞)受賞後は、東京、フランス、中国にて展示会を行い、国内外問わず販路を拡大。「精神的に成熟した女性のための服」をコンセプトに、ブランドのシグネチャーとしても人気のレースや刺繍といった繊細なディテールを用いたエレガントなアイテムをはじめ、カットソーやニットなど、日常にもフィットする幅広いアイテム展開が魅力。

Akihiko Kimura
文化服装学院 アパレルデザイン科 2005年卒業
WEB:https://www.lokitho.com/

清川あさみアーティスト

「We’re looking for something」
photo: Kei Okano

兵庫県淡路島出身。1990年代より雑誌の読者モデルとして注目を浴び、2000年代には文化服装学院で服飾を学びながら、「ファッションと自己表現の可能性」をテーマにアーティストとしての創作活動を開始。’01年に初個展「SAUCE」を開催して以来、国内外で多数の展覧会を開き、その活動は常に高い関心を集める。ソーシャルメディアや雑誌などのメディアシステムを通して日々膨大な情報にさらされる社会で、個人のアイデンティティの内と外の間に生じる差異や矛盾に焦点を当て、可視化する。写真や雑誌、本や布に刺繍を施す独自の手法を用いた作品で知られ、代表作に「美女採集」「Complex」「TOKYO MONSTER」など。

Asami Kiyokawa
文化服装学院 アパレルデザイン科 2001年卒業
WEB:https://www.asamikiyokawa.com/

工藤晴香声優

3月16日生まれ、大阪府出身。2003年から’07年まで雑誌「SEVENTEEN」の専属モデルを務め、’05年にアニメ「ハチミツとクローバー」の花本はぐみ役で声優デビュー。以降、「それいけ!アンパンマン」「うさぎのモフィ」「DEATH NOTE」「文豪ストレイドックス」など、多くのアニメ・ゲームに出演。’17年、スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の氷川紗夜役で一躍人気に。作品内に登場するバンド、Roseliaのギター担当としてバンド活動も行う。’20年には、日本クラウンよりMejor Debut Mini Album 『KDHR』でソロとして初のアーティストデビュー。現在は声優のみならず音楽活動も勢力的に行っている。

Haruka Kudo
文化女子大学(現・文化学園大学) 造形学部 生活造形学科 メディア編集デザインコース(現・デザイン・造形学科 メディア映像クリエイションコース) 2011年卒業
WEB:https://kdharoom.com/

黒澤 充スタイリスト

ストリートカルチャーとファッションに興味を持ち始めたことからファッションを学び、2006年よりスタイリストとして活動。仕事ではプロップなどを含めたスタイリングを担当し、ファッションからライフスタイルにおける雑誌、広告などで活躍。仕事によっては、エディティングや全体の構成に関するディレクションなども手がけている。最近の主な仕事に、雑誌「&Premium」(マガジンハウス)、ユニクロのフリーマガジン「LifeWear magazine」、LUMINE/NEWoManの2023年春夏キャンペーンビジュアル、Armor-luxやLDKWAREのシーズンビジュアル、CHECK & STRIPEのソーイングブック、アー・ペー・セーのウェブ・SNSビジュアルなどがある。

Mitsuru Kurosawa
文化服装学院 スタイリスト科(現・ファッション流通科 スタイリストコース) 2000年卒業
Instagram:@mitsuru_kurosawa      

小磯和代スタイリスト

©2022「おいしい給食」製作委員会

文化服装学院卒業後、スタイリスト森蔭道成さんに師事。メンズストリート雑誌のスタイリストを経て、現在は映画やドラマのスタイリングを中心に活動中。文化服装学院にて特別講義も担当。2019年より衣裳部として参加している『おいしい給食』は、大勢の支持を得て、シーズン3に突入(’23年10月よりドラマ放送予定)。時代背景を吟味し、俳優の個性を生かした衣装選択に定評あり。感性豊かな監督のイメージを的確に落とし込む、経験豊かなスタイリスト。主な参加作品に映画『パビリオン山椒魚』(’06年)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(’18年)、『愛しのアイリーン』(’18年)、『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』(’19年)、『牛首村』(’22年)などがある。

Kazuyo Koiso
文化服装学院 スタイリスト科 (現・ファッション流通科 スタイリストコース) 2002年卒業
WEB:https://www.kazuyokoiso.com/

小嶋智子スタイリスト

「Chika Kisada」photo:Yuki Kumagai

1984年生まれ。大学卒業後、大手アパレルに入社するがスタイリストへの思いが強く退社。2011年よりスタイリストの青木千加子さんに師事し、アシスタントとなる。’15年3月に独立し、フリーランスのスタイリストとして活動する。様々なモード誌をはじめ、ブランドのカタログ、広告、俳優のスタイリングなどを手がける。ヴィンテージ好きながら、クラシカルすぎないモダンな感覚で世界観を構築。ハイファッションからヴィンテージまで幅広いアイテムを使い、センシュアルでロマンティックな女性像を表現する。しなやかで普遍的な美しさを見出すこと、自然と共生、「自分の役割」を大切にすること、夢を伝えることを目指す。

Tomoko Kojima
文化女子大学(現・文化学園大学) 服装学部 服装社会学科(現・ファッション社会学科) 2007年卒業
Instagram:@tomokojima__    

小島奉文フットロッカー アトモスジャパン メンズシニアディレクター 

1981年生まれ、埼玉県出身。16歳の時、ナイキのエアマックス95に出会い、スニーカーに興味を抱く。NIGO®さんやアンダーカバーといったブランドへの憧れから文化服装学院に入学。卒業後、大好きなスニーカーを仕事にするため、アトモスの前身である原宿のチャプターでキャリアをスタート。その後、スニーカーに関する知識を生かしながら、アトモスでの様々な別注を企画・ディレクション。様々なポジションを歴任した後、2013年より現職に就任。スニーカーの仕入れから企画などのすべてに関わり、統括。世界中のスニーカーファンから動向が注目されるほどの名ディレクターであり、本人自身も日本を代表するスニーカーコレクターの一人である。

Hirofumi Kojima
文化服装学院 スタイリスト科(現・ファッション流通科 スタイリストコース) 2001年卒業
WEB:http://atmos-tokyo.com/

後藤愼平M A S U デザイナー

エムエーエスユー ’23年春夏

1992年生まれ、愛知県出身。高校卒業後に上京し、文化服装学院に入学。メンズデザインコースでテーラリングを学びながら、在学中より、ライラで働き始める。2014年に同学を卒業後、ライラに入社し、店頭に並ぶヴィンテージウエアの修繕に加え、インハウスレーベルの企画・生産管理として立ち上げから6シーズン携わる。’18-’19年秋冬、M A S U(エムエーエスユー)のリブランディングを機にデザイナーに就任。’21年2月、東京にて’21-’22年秋冬コレクションを初のランウェイ形式で発表。’23-’24年秋冬は初めてパリにて展示会形式で発表。それに先んじて、横浜で開催した顧客向けのショーとイベントには約500名が来場した。

Shinpei Goto
文化服装学院 アパレルデザイン科 メンズデザインコース 2014年卒業
Instagram:@masu_officialaccount  


【関連記事】
ファッションを面白くする東京デザイナーたちの過去、現在、未来(インタビュー)

小林 祐IRENISA デザイナー

文化服装学院II部(夜間部)服装科を卒業後、ヨウジヤマモトに入社。2016年、フリーランスデザイナーとして独立後、’18年、安倍悠治と東京を拠点に活動するデザイナーデュオとして、do-si LLCを設立。’20-’21年秋冬よりブランド、イレニサを立ち上げる。コンセプトは「CHIC WITH SARCASM(ひねりを加えたシック)」。既成のものにとらわれない遊び心で、衣服の概念を裏切る。モードの基本を熟知した立体的なデザインに、クラフツマンシップを融合させた新しい衣服。そこに、常識の見え方が変わるきっかけを組み込む。本当に長くつきあえる衣服とは何か。未完成の完成とは何かを提案する。’22年、TOKYO FASHION AWARD 2023を受賞。

Yu Kobayashi
文化服装学院 II部(夜間部)服装科 2010年卒業
Instagram:@irenisa_official   

小松嘉章スタイリスト

撮影:藤田一浩

秋田県出身。日本一大きな栗と、日本一深い湖がある、自然豊かな場所で幼少期を過ごす。中学生の時に、姉と先輩の影響からファッションに興味を持ち、雑誌でスタイリストという職業を知る。姉の協力を得て、両親に内緒で文化服装学院を受験。両親は猛反対していたが、なんとか説得し、2001年、スタイリスト科(現・ファッション流通科スタイリストコース)に入学。流通専攻科に進学し、’04年に卒業。その後、約5年間のアシスタントを経て’09年に独立。メンズファッション誌を中心に、広告、CM、俳優、ミュージシャン、ブランドカタログなど、メンズ、レディス問わず、幅広く活動中。クレバーかつ、清潔感のある上品なスタイリングに定評あり。

Yoshiaki Komatsu
文化服装学院 ファッション流通専攻科 ファッションディレクター専攻(現・ファッション流通専攻科) 2004年卒業
WEB:https://www.nomadica.jp/artist/komatsu/

小宮山芽以スタイリスト

1992年生まれ。卒業後、劇作家・根本宗子のワークショップへの参加をきっかけに、ENBUゼミナール映画監督コースに入り、映画製作を学ぶ。担当講師でもあった冨永昌敬監督の『南瓜とマヨネーズ』の現場にスタイリストアシスタントとして参加。その後、数年間アシスタントを経験し、2018年、オムニバス映画『21世紀の女の子』内、竹内里紗監督作『Mirror』にスタイリストとして参加。現在は、映画やドラマ、MVなど、映像媒体を中心に活動中。近年の主な参加作品に、『街の上で』(今泉力哉監督)、『うみべの女の子』(ウエダアツシ監督)、『シュシュシュの娘』(入江悠監督)、『愛なのに』(城定秀夫監督)、『猫は逃げた』(今泉力哉監督)などがある。

Mei Komiyama
文化学園大学 服装学部 服装社会学科(現・ファッション社会学科) 2015年卒業
Instagram:@komiyama8 

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