photographs : Jun Tsuchiya (B.P.B.)


ファッション業界のさまざまな職種で活躍する方々の仕事場に潜入!
知られざるお仕事の内容をご紹介する連載企画。
第一回は、人気ブランド「POPPY(ポピー)」で、PRを担当する阿部心さんの1日に密着、ブランドの世界観を発信する仕事のリアルに迫ります。
現役の服飾学生によるインタビューでは、憧れを現実に変える秘訣やSNSで発信力を高めるコツなど、気になるあれこれを聞いてみました。
もくじ
①Instagramのリール動画を撮影
②動画編集
③SNSコンテンツ撮影
④新プロジェクトに向けてミーティング!
⑤インスタライブの配信準備
ADのあとに記事が続きます
ADのあとに記事が続きます
˗ˏˋ


トップス Miu Miu/パンツ POPPY/ シューズ 韓国で購入/アイウェア BLUE ELEPHANT/バッグ A.P.C.
コーディネートは前日の夜に髪型まで決めて寝るのがルーティーン。次の日の天気を見て、雨ならレインブーツを履こうとか、主役のアイテムを決めてスタイリングを考えます。悩んだときはピンタレストを眺めてインスピレーションを得ることも❗️
プロフィール
2003年生まれ、宮崎県出身。文化服装学院リテールプランニングコース卒業。
Instagram:@_cccro_
POPPY Instagram:@poppy_tokyo
ファッションブランドPRの仕事内容は?
阿部さんのある1日


お仕事1 Instagramのリール動画を撮影

テキスタイルグラフィックデザイナーが実際にイラストを描いている様子を動画で撮影
POPPYのInstagramにアップされているリール動画やフィード投稿のいくつかは、阿部さんが自ら撮影・編集を行っています。今回は、ブランドの世界観を伝えるためのイメージ動画を制作。日の光がたっぷり差し込む明るいオフィスで撮影がスタートしました。慣れた手つきで三脚を組み立て、カメラを構えます。
阿部さんは、幼いころから年の離れたお姉さんに頼まれてコーディネートスナップをよく撮っていたそうですが、本格的なカメラの使い方は独学で身に付けたといいます。
「モノを手前において、奥行きを見せるというのは最近学んだ技(笑)。まだまだ勉強中です」と阿部さん。デザインを描いている手元の寄りや、アイテムの質感が伝わるような瞬間を丁寧に切り取っていきます。


お仕事2 動画編集

真剣なまなざしでPCに向かう阿部さん
先ほど撮影した動画をPCに取り込み、編集作業に入ります。日頃から撮りたい動画のイメージをストックしていて、完成形を想像しながら撮影しているため、編集もスムーズ。迷うことなく、サクサクと作業を進めていきます。
阿部さんが仕事のやりがいを感じるのは、頭の中で考えていたことが形になったとき。例えば、POPPYが札幌でポップアップを開催した際の告知動画は、「POPPYのショップが、巨大クレーンで運ばれて札幌に!」というユニークなアイデアをビジュアル化しました。
ショップを札幌に飛ばしたら面白くない?と思いついて。AIに詳しいスタッフと試行錯誤して実現しました。お客さまに『インスタの世界観が好きです』と声をかけていただくことがあって、そういう瞬間はすごく嬉しいです。


お仕事3 SNSコンテンツ撮影


店舗の様子を確認しつつ、Instagram投稿用の素材を撮影
SNSでブランドの魅力を発信するため、日々POPPYの1号店・2号店を巡り、店内の雰囲気や商品の魅力が伝わる写真・動画の撮影を行っています。


お仕事4 新プロジェクトに向けてミーティング!

グラフィックデザイナーの佐藤百実さん(右奥)、髙橋そよさん(手前)と打ち合わせ
続いて、POPPYが期間限定でオープンするアイスクリームショップのSNS投稿企画会議。どのようなビジュアルで情報を発信すれば、ブランドの世界観や魅力がより効果的に伝わるのかを話し合います。
アイデアを提案する際は、Canvaなどのデザインツールを活用し、イメージが伝わりやすい資料を作成。ビジュアルを交えながらディスカッションを重ねることで、話し合いの内容がより具体的になっていきます。


お仕事5 インスタライブの配信準備


ライティングのセットを組む阿部さん
POPPYでは、新作アイテムの発売に合わせて月に1〜2回ほどインスタライブを実施しています。ライブでは商品の魅力を伝えるだけでなく、視聴者とのコミュニケーションも大切な役割の一つ。そのため、事前に寄せられそうな質問を想定し、回答を準備したうえで配信に臨みます。
そして、この仕事を行う際に役立っているのが、文化服装学院の学生時代の授業。
私が所属していたリテールプランニングコースでは、実際にブランドを作って、仕入れから販売、SNS運用まで行うんです。
インスタライブの授業が、今本当に役立っています。事前準備のことだったり、配信中に音楽は必要なのか、など初歩的なことから教えてくれて。それを実践的に学べたことが、仕事を行う上でも強みになっています。

そのほかの日のタイムスケジュール



NEXT
現役文化生が阿部さんにインタビュー
SNSの発信力を高めるには?








