1位&2位の学生デザイナーたちにインタビュー
2位&ロフト販売数1位「常識に虎われない」Designed by 陰山心さん
表彰式で賞状を受け取る陰山さん。
プロモーションで最も力を入れたのは、インスタのリール動画です。
「家族や友人に誇れるくらい、受賞できて嬉しいです。今回、チームでは販促用のインスタグラムアカウントで流すリール動画に力を入れました。スワイプされてしまわないように、最後に結末を持ってきて、見返したくなるような動画づくりを心がけたんです。
将来は、広告関係の仕事をしたいと思っています。このプロジェクトで行ったSNSのインプレッション数の計算や分析を活かしていきたいです」(陰山心 談)
1位「輪」Designed by 田口二瑚さん
授賞式での田口二瑚さん。
ビジュアル作りに最も力を入れました。
「チームで売り上げ100足超えを目標にしていたので、最終的に136足も売れてとても驚きましたし、本当に嬉しいです。私達が最も力を入れたのはビジュアル撮影。3回雰囲気を変えて撮影を行い、1回目はコラージュ画像で非日常的な空間を演出。2回目はホリデーシーズンを意識したクリスマスパーティーのシーンで撮影をして、3回目は、学校の近くにあるカフェでかわいいワンちゃんと一緒に撮影をしました。目を引くビジュアルづくりを意識した成果があり、特にクリスマスシーンの写真は反応が多く、私も最も気に入っているものです。
今回、デザインした靴下を実際に履いている方を見かけたり、お客様からDMで感謝のメッセージをいただいたりしました。作った商品が売れるという体験に感動したので、商品企画の仕事にも関心が出ましたし、このプロジェクトを通じて、レンフロジャパンやプロモーションの仕事にも興味を持っています」(田口二瑚 談)
HOTSOXのアートなソックスの生産を叶える機械
“Ginga”(ギンガ)
美しい色柄の靴下を生産するためには、通常、編み立てる前に糸を染色する必要があり、その過程で大量の水を使用するうえ、水を染料で汚してしまうという問題が発生する。さらに、豊富に揃えなければいけない色糸の在庫は工場の経営を圧迫する要因となり、残糸も大量に出る。これらの課題解決を行い、靴下の生産を持続可能なものにするためにHOTSOXが取り入れているのが、靴下専用のインクジェットプリンター「Ginga」(ギンガ)だ。
図:靴下の生産方法の違い
ギンガは、白色の靴下にインクで染色することで柄を作り出せるプリント機械。HOTSOXの靴下は、再生ポリエステル糸で編み立てた白い靴下に、ギンガで色柄をプリントすることで、水の汚染や残糸の課題解決を行う。また、生産スピードが速いため、完売したら即追加投入できるのも大きなメリット。今回のコラボレーション靴下もギンガで生産され、水の使用や糸ゴミの排出を軽減しながら、プロモーションバトルでの流動的な在庫数に対応した。
最後はみんなで記念撮影。お疲れ様でした!
HOTSOX
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