
本誌でエッセイ「可愛いは文化」を連載中の嶽本野ばらさんが、初の小説『ミシン』を刊行したのが2000年。デビュー25周年を記念した最新の長編小説が刊行された。 舞台は天橋立で知られる京都・宮津。のどかな観光地にある小さな私立高校に、全身ロリィタの臨時教師、大石タネがやってくる。どこまでもマイルールに忠実に生きるロリィタ先生は、複雑さを増すこの世界を生きるすべを教えてくれるはず。
『天橋立物語 三年菊組ロリィタ先生』
著者 : 嶽本野ばら
価格:¥2,310
出版社:小学館
『装苑』2025年12月号掲載





