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<2026年春夏最新>
服好き20代クリエイターが
本当に惚れ込むユーズドショップ8選
Kaquarion Vintage
【原宿・千駄ヶ谷・渋谷・祐天寺・御徒町】


渡邊 友裕さん

(スタイリスト)
Instagram:@tomohirowatanabe_

Kaquarion Vintage/千駄ヶ谷

イタリア・ミラノでファッションデザイナーをしているオーナーさんと、バイエー(byeA.)というブランドでディレクターを務める石黒晴輝さんによるお店。普遍的な服そのものの良さや活かし方を大切にしており、良質な購買体験になると思います。店内には畳が敷き詰められていて、座布団に座って雑誌を読んだりすることもできるのはこのお店ならではの魅力です。

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2025年8月に東京・千駄ヶ谷にオープンしたカクアリオン ヴィンテージ(Kaquarion Vintage)は、「上質な素材と仕立てが作る、記号ではなく着心地と普遍性を着る服」をコンセプトに、メンズウェアを中心とした選りすぐりのラインナップで業界人から注目されている古着店。

「『服を着るという、日々の中で連続して発生する避けられない選択において、それが愛しい生活の一部であるともう少し自覚的になることはできないだろうか?』という問いを命題に、『なぜそれを着るのか?』までを古着の消費を通してお客さんと一緒に考えたい」という思いが込められている。

マンションの一室をショップへと改装した店内には、ミラノでファッションデザイナーとして活動し、同店舗ではバイヤーも務めるオーナーと、ディレクターを務める石黒晴輝さんの世界観が融合した、上品で洗練された空間が広がっている。

店内に並ぶのは、ジャケット、コート、シャツを中心に、ミラノで買い付けられたイタリア製やイギリス製のフォーマルな雰囲気漂うアイテムたち。アクセサリー類はスカーフやレザーシューズ、バッグなどが並んでおり、セレクトの背景には「良質で普遍的な服が、日常の選択肢として増えていくように」というメッセージが。

また、買い付けの基準について「注目しているのは素材とディテールです。服作りに精通したデザイナーでも、思わず手にとってしまうような良質な古着を買い付けています」と石黒さん。

例えばシャツであれば、手縫いで肩の可動域が広く、着脱が容易になるようボタンホールの作りが工夫されたもの、ジャケットであればイギリス産の良質なカシミアを使用した、低めのゴージラインと太いラペル、肩パッドが入った80年代風のものなどを取り扱っている。

さらに、ラインナップにはこれまで様々な洋服を目にしてきたお二人ならではのユニークな視点も。「テーラーが手がけるブルゾンや、シャツメーカーが作るセーターなど、一流の職人たちが手掛ける、本業とは異なるアイテムたちも多く取り揃えています。それらは本業で培ってきた技がディテールで存分に活かされており、無二の存在感を放っています」

顧客に提案するスタイリングにも独自の視点があるといい、「本格仕立ての洋服を意図されていないサイズ感で着る提案に、私たちらしさを感じています。上質なドレスシャツをオーバーサイズで着たり、女性がメンズのジャケットをベルトを締めてコートのように着たりする自由さもファッションの面白さのひとつです」

「また、ビスポークで仕立てられた、良い生地と仕立てによって生まれた自然なドレープを活かしたスタイリングに、性別や時代を超えた美しさを見出しています。洋服というクラフト。職人の手仕事による、ある種の民藝として見るようなフラットな視点を大切にしています」と語った。

服作りに携わる現役のファッションデザイナーとディレクターが選ぶ、良質な古着が揃うカクアリオン ヴィンテージ。新たな視点を持って洋服を吟味したいあなたは、是非訪れてみては。

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ミラノ発の女性向けシューメーカー、タニノ・クリスチー(TANINO CRISCI)のレザーブルゾン。「このブランドは曲線美を追求したブーツやローファーを手がけていたことで知られているのですが、その技術がブルゾンの丸みを帯びた襟部分にも表れています。革の繊細な加工技術がある同ブランドだからこそ成せる技だと思っています」(石黒さん)

鮮やかなレッドが印象的なボレッリ(BORRELLI)のセーター。「大きめのサイズ感とカシミア100%による快適な着心地も然ることながら、バーズアイで構成された’90年代アメカジ調のボーダー。それを、ナポリシャツで名高い同ブランドが手がけているという対比に惹かれます」(石黒さん)

「イタリアに数多く存在する、有名ではないが極上のシャツを仕立てる『カミチェリア(イタリア語でシャツ屋の意味)』のひとつであるロレンツィーニ(LORENZINI)。整ったステッチ、ハリのあるコットン・ブロードに、細く仕上げられたサイドシーム。かつてエルメス(Hermès)を手がけていたこともあり、いわゆるイタリアシャツよりも少しゆとりのあるパターン。工場の性格は、洋服の細部に顕著に出ます」(石黒さん)

エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)のダークブラウンのトラウザーズ。「本来は細身の男性のために仕立てられた、ハンドステッチが随所に見られる昔らしい仕立てを色濃く反映したアイテムです。色違いのベージュがあったのですが、背の高い女性のお客様にお買い上げいただきました。こういったアイテムのデッドストックを販売する際にはお直しを前提にしていて、フラシのままご提案しています」(石黒さん)

Kaquarion Vintage

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷 1 – 11 – 14 ビジデンス千駄ヶ谷703
定休日:不定休
※完全予約制
 来店予約はInstagramのDMまたはメールアドレス kaquarionvintage@gmail.com よりお問い合わせ

Instagram:@kaquarion_vintage
WEB:https://kaquarion.com/

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