世界で最も長い歴史を誇る美術品オークションハウスであるクリスティーズが、ファッション業界に革命をもたらしたファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド本人のワードローブを販売し、ヴィヴィアン財団をはじめとする慈善活動のための資金調達をすることを発表した。

今回はヴィヴィアンの夫であり、「Vivienne Westwood（ヴィヴィアン・ウエストウッド）」のクリエイティブディレクターを務めるアンドレアス・クロンターラーがヴィヴィアンのワードローブから選んだルックを、6月25日にロンドンで行われるライブセールと6月14日（金）から28日（金）まで開催されるオンラインオークションオークションに出品。初期コレクションのひとつである1983-’84年秋冬コレクション『Witches』や、服を構成する襟や袖口、ポケットやボタンといったパーツを誇張したルックが印象的な1998-’99年秋冬コレクション『Dressed to Scale』など、ヴィヴィアンのファッションデザイナーとしてのキャリアの中でも特に重要かつ歴史的な瞬間を象徴する200点以上のアイテムを展開する。

また、ロンドンのキング・ストリートにあるクリスティーズ本社では、6月14日（金）から24日（月）までの期間、ヴィヴィアン・ウエストウッドのパーソナルコレクションが展示される無料の展覧会も開催。今回の売上金は、ヴィヴィアン財団、アムネスティ・インターナショナル、国境なき医師団のほか、ヴィヴィアン財団によるグリーンピースへの資金調達プロジェクト「THE BIG PICTURE – Vivienne’s Plying Cards」にも寄付される。

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