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渋谷パルコで「これからのキジマ / Craftsmanchic」開催
answer It・HIGHLINE新作も登場

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渋谷パルコ1Fのポップアップスペース「DAIROKKAN」にて、ヘッドウェアブランド KIJIMA TAKAYUKI による特別企画「これからのキジマ / Craftsmanchic」が開催される。会期は 2025年9月6日(土)から9月15日(月) まで。

今回のポップアップは、ブランドを率いるデザイナー木島隆幸が長年にわたり探求してきた“帽子作り”の真髄を体感できる場となる。直筆で記されたタイトルが示すように、テーマは「手仕事」。熟練の技と現代的な解釈が織りなすものづくりの世界が、来場者の五感に訴えかける。

展示・販売されるのは、ブランドのメインラインに加え、オートモードの伝統技術を継承しながら現代の感性を融合させたハイエンドライン「HIGHLINE」、そして持続可能性を軸にヴィンテージ帽子を再生させる「answer It」。本展のために制作された限定アイテムや、KIJIMA TAKAYUKIにゆかりのあるコラボレーターから寄せられたメッセージも展示される。

「HIGHLINE」は、故・平田暁夫氏から受け継いだヨーロッパのオートモード技術を背景に、現代的なデザインを重ね合わせることで生まれたコレクション。上質なビーバーフェルトやラビットファーを素材とし、熟練の職人が手縫いで仕上げるその帽子は、クラフトの域を超えてアートピースのような佇まいを見せる。フェドラハットにリザードを編み込むなど、伝統を踏まえながらも自由な発想を吹き込むことで、時代を超える新たな表現が息づいている。

一方、「answer It」は、2021年に始動したアップサイクル・プロジェクト。古い帽子の持つ素材やディテールを解体し、再構築することで新たな命を与える。複数のヴィンテージハットから仕上げたメトロハットや、端材をつなぎ合わせて生まれたマウンテンハットは、どれも唯一無二の存在だ。過去の記憶を継承しつつ、環境への配慮と創造性を両立させるその姿勢は、未来のものづくりの在り方を示している。

効率が重視される現代にあっても、KIJIMA TAKAYUKIが大切にしているのは「身体で覚える仕事」や「五感を通じて行われる対話」といったクラフトの原点だ。技術を磨くだけでなく心を研ぎ澄ますことの重要性、そして職人たちが日々試行錯誤を重ねながら追求するものづくりの姿勢。その先に見えてくるのは、時代を超えて進化し続ける帽子の在り方であり、未来へとつながる普遍の価値である。

HIGHLINE at Atelier teaser movie

answer It at Atelier teaser movie

「これからのキジマ / Craftsmanchic」渋谷パルコ POP-UP
日程:2025年9月6日(土)〜9月15日(月)
時間:11:00〜21:00
会場:渋谷パルコ1F ポップアップスペース「DAIROKKAN」(東京都渋谷区宇田川町15-1)
WEB:https://www.kijimatakayuki.com
Instagram: @kijimatakayuki_official

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