後世に残すべきものづくりをしている多くの文化を守るため、ファッションというフィルターを通して新たな価値を生み出し、 未来へと繋いでいくプロジェクト 『Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING』が「CATHRI(カスリ)」「HIZEN jewelry(ヒゼン ジュエリー)」「HYOGO LEATHER(ひょうごレザー)」の3ブランドにて始動。
この3つのラインを柱にした展覧会『Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING』が、3月9日(水)〜4月27日(水) に表参道の「GYRE GALLERY」 にて開催される。
CATHRIは重要無形文化財の久留米絣を取り入れ、どのジャンルにもカテゴライズされない、エイジレスで普遍的なリラクシングウェアを展開するブランド。様々な手法で表現されたアートのような絣を、ファッションの視点でデザインに落とし込み、唯一無二のプロダクトに昇華させている。
HIZEN jewelryは佐賀県肥前の陶磁器をジュエリーに見立て再構築したブランド。「宝石を纏うように“やきもの”を纏う」をコンセプトに掲げ、肥前地区を代表する5つの窯元の陶磁器をベースにしたジュエリーコレクションを展開。産地ごとに特性が異なる個性を持つ陶磁器をジュエリーという新たなカテゴリーで表現している。
伊万里焼
唐津焼
有田焼
武雄焼
嬉野吉田焼
HYOGO LEATHERは、兵庫エリアにあるタンナー(革を鞣す職人)によって生み出されたレザーを様々なアイテムに落とし込んだブランド。 それぞれの工房やタンナーが得意な分野を活かして生まれた、個性溢れる革の魅力が最大限に引き出されたアイテムが揃う。原皮から生産した皮を100%使い、兵庫県内で鞣され、排水などの廃棄物処理を適正に管理する工場で作られた革だけがHYOGO LEATHERに認定される。
展覧会ディレクター 佐藤幸子さん コメント
世界を席巻するコロナ禍の中で、消費のマインドや物を作ることの意味や価値、それ以前から続く地球環境の問題など、近年の私たちを取り巻く状況は激変しました。 一方、日本の工芸は世代や時代の価値観の変化に対して、自らが柔軟に変化しアップデートすることで長い歳月受け継がれてきました。プロジェクト『Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING』は、その伝統技術の持つポテンシャルをファッションというフィルターを通し更に高め拡げることで、新たな価値を持つエイジレスなプロダクトを提案、日常から生まれ育まれた文化を未来へと繋いでいく活動です。
Calling BEAMS CRAFTS IN THE MAKING
期間:2022年3月9日(水)〜4月27日(水)
場所 : GYRE GALLERY / GYRE 3F
東京都渋谷区神宮前5丁目10−1
時間: 11:00〜20:00
共催 : GYRE, BEAMS
協賛 : 兵庫県皮革産業協同組合連合会、佐賀県 協力:HiRAO INC
問い合わせ : BEAMSカスタマーサービスデスク
TEL : 0120-011-301(受付時間11:00〜19:00 ※土日祝を除く)
CATHRI
WEB : https://www.beams.co.jp/special/cathri/
Instagram : @cathri_official
HIZEN jewelry
Instagram : @hizen_jewelry
GYRE GALLERY
WEB : https://gyre-omotesando.com/gallery/
Instagram : @gyre_omotesando