TSUMORI CHISATO(ツモリチサト)
35周年を迎えて7年ぶりのショー開催。ファンタジックなツモリワールドは健在!
Rakuten Fashion Week Tokyo 2026 S/S

ブランド設立35周年を迎えた「ツモリチサト」が7年ぶりにショー形式で新作を発表した。会場となったのは原宿にある同ブランドのショップ。動物や植物が描かれた壁に、さらに手作りの花のクラフトを飾った空間。そんな中で彩り豊かな楽しい作品が登場した。

関連インタビュー記事:津森千里「自分自身」 【ファッションデザイナーにとってのミューズとは?】

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花があふれる空間にまず登場したのは、花のドレス。衿ぐりを花びらで囲ったようなデザインは、大きな一輪の花そのものがドレスになったようなもの。そして軽やかなニットのトップスにはクロッシュ編みの花のパッチワークが施されている。

春夏らしく肌を透かすシアーな素材が多く、中でもふんわりと空気を含んでは、歩くたびに優しく揺れるオーガンジーは「ツモリチサト」らしい素材。そこには花をはじめ、魚や虹、雲、地球・・・とデザイナー津森千里の大好きなモチーフが描かれ、まるで絵本のページをめくるかのようにさまざまな色とモチーフが飛び出してくる。さらにそこにはLOVEや HAPPYの文字。これは津森千里からのメッセージのようにも思える。これらのオリジナルプリントは、すべて津森千里によるもの。「イッセイさんから、あなたは絵が上手だから、ずっと描き続けなさいって。それをずっとやっているの」と。

自らのショップで発表された今シーズンは、これまでの大きな会場で発表したものより少し日常を感じる服。特にライン使いでスポーティな要素をプラスしたブルゾンやパンツはとても新鮮だった。終始繰り広げられた「ツモリチサト」のファンタジックな世界。見るだけでハッピーな気分にさせてくれるコレクションだった。

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TSUMORI CHISATO(ツモリチサト)
WEB:tsumorichisato.co.jp
Instgram:@tsumori_chisato

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