
第169回直木賞・第36回山本周五郎賞をダブル受賞し、「このミステリーがすごい!2024」など数々のミステリー賞にもランクインした傑作小説『木挽町のあだ討ち』が待望の実写映画化。江戸・木挽町の歌舞伎小屋「森田座」を舞台に、柄本佑、渡辺謙、北村一輝などの名優たち、さらに近年、注目作への出演が相次ぐ長尾謙杜(なにわ男子)といったフレッシュな魅力を放つ俳優による人情物語が展開される。
この冬の注目作である本作を、いち早く独占試写会で「装苑ONLINE」ユーザーが鑑賞。上映終了後、映画を鑑賞して間もない皆さまに、ネタバレなしで『木挽町のあだ討ち』の魅力を教えていただきました。映画を観ようかな?と迷ってる方、観たい映画を探している方はぜひ参考にしてみて。

映画『木挽町のあだ討ち』とは?
舞台は1810年1月16日、江戸・木挽町にある歌舞伎小屋「森田座」。『仮名手本忠臣蔵』が大入満員で千穐楽を迎えた雪の夜に、そのすぐ近くで仇討ちが起きる。美濃遠山藩士の伊納菊之助(長尾謙杜)が、父・清左衛門(山口馬木也)を殺害して逃げた男、作兵衛(北村一輝)の首を討ち取ったこの夜は「木挽町の仇討ち」として江戸の語り草となっていった。それから一年半後、遠山藩から菊之助の縁者を名乗る加瀬総一郎(柄本佑)が森田座を訪ね、仇討ちの顛末を知りたいという。総一郎の縁者であり心優しい菊之助が、いかにして作兵衛の首を討ち取ったのかーー?事件に立ち会った人々に聞き込みを続ける総一郎が、やがてある真相に辿り着く。直木賞と山本周五郎賞という日本を代表する文学賞をW受賞した永井紗夜子が著した、同名の傑作小説の実写映画化。
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『木挽町のあだ討ち』で受け継いだもの
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見どころ 其の壱
心温まるエンタメは、世代を問わず響く
泣ける映画、笑える映画などはよくありますが、この映画はその両方の要素があり、とても感情を揺さぶられました。また、人々の優しさ、人情のようなものを感じ、心が温まるような映画でした。時代劇は若者がとっつきにくいと思いますが、全世代が楽しめるような時代劇でした。



人情が連なった大きな一つの劇。清左衛門も作兵衛も男気・武士の心がかっこよかった!
北村一輝さん演じる作兵衛と長尾謙杜さんの菊之助の関係が素敵だと思いました!時代劇とミステリーでありながら、ハラハラドキドキだけではない、心温まる瞬間も見つけられました。何度も観て、それぞれのキャラクターの立場で物語を追いたいです。


見事な脚本、誰も傷つかない優しい嘘に心を打たれました。時にクスっと笑えるシーンもみどころだと思います。

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見どころ 其の弍
劇場の大スクリーンで体感したい映像美!
どのシーンを切り取っても記憶に残る素敵な動き(アクション)が観られます。



映像の美しさが魅力だと思います。雪が降る中、赤い振袖を着て立つ菊之助のシーンは特に印象的でした。物語の主たる舞台である「森田座」での舞台やその舞台裏の障子などが細かく描かれていて、作品への没入感が楽しめます。

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見どころ 其の参
謎解き×時代劇が新鮮
時代劇には苦手意識がありましたが、とても楽しめました!たくさんの人に見てほしいと思いました。


時代劇×ミステリーが新しく、面白い。謎解きが難しくないのも楽しめました。超面白かったです。

全体を通して「木挽町のあだ討ち」という一つの事を、総一郎と一緒に探偵のように紐解いていくストーリーの仕立てが面白かったです。さらにミステリーのみでなく、コメディ要素もあって、見応えがありました。



宣伝されていたように、時代劇バージョンの「名探偵コナン」だなと思ったので、ぜひ薦めたいです。
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複数回鑑賞もおすすめ
実は 2 回目の鑑賞ですが、結末を知ってから見た 2 回目が一度目よりも一層、楽しむことができました。映像や衣装、美術も二度目にじっくり鑑賞するのがおすすめです。



2回目の鑑賞だったのですが、真実がわかってから見るとさらに面白く、菊之助が成長する姿に1回目以上にのめりこみ泣いてしまいました。
心優しい少年・菊之助が色々な葛藤をしながら成長していく姿がとてもよかったです。素晴らしい作品に出合うことができて、とても幸せでしたし、贅沢な時間でした。何度も観ます!

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『木挽町のあだ討ち』、共有したい推し場面!

ラストのカーテンコールとエンディングロールのジャズナンバー。冒頭のあだ討ちシークエンス含め、作品全体をひとつの「SHOW」としてまとめていたから。
菊之助が赤い着物を初めて目にする場面が大好きです。その時の菊之助のセリフに胸を打たれました。



最後にすべてが明らかになる場面が印象に残りました。人の温かさと愛を感じました。
冒頭は必見!色の鮮やかさと、美しいアクションが印象的です。


映画『木挽町のあだ討ち』
監督・脚本:源孝志
出演: 柄本佑
⻑尾謙杜 瀬戸康史 滝藤賢一
山口馬木也 愛希れいか イモトアヤコ 冨家ノリマサ 野村周平
高橋和也 正名僕蔵 本田博太郎 石橋蓮司
沢口靖子 北村一輝
渡辺謙
全国で絶賛上映中。東映配給。
WEB:https://kobikicho-movie.jp
X:@kobikicho_movie
Instagram:@kobikicho_movie
Ⓒ2026「木挽町のあだ討ち」製作委員会 Ⓒ2023 永井紗耶子/新潮社
『装苑』3月号より特別公開!
「今の時代を作る人[アイドル/俳優]」
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