2024SSコレクションより

2024年3月11日（月）〜16日（土）に行われる「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 A/W」。東京のファッションの祭典であるこの期間に、今シーズンは43ブランドが参加し、うち35ブランドがフィジカルでショーを開催する。装苑ONLINEでは、特に注目したい20ブランドをピックアップ！最新コレクションの魅力をお届けします。まずは注目ブランドのプロフィールや近年の動向をおさらい！

SOSHIOTSUKI

ABOUT THIS BRAND

デザイナーは大月壮士。2015年設立、’15秋冬にデビューしたブランド。日本人の精神性とテーラーのテクニックによって作られるダンディズムを提案」をコンセプトに掲げるメンズブランド。自身の生活や体験をインスピレーション源に、実生活の中で成り立つモードを提案する。

日本の喪服や、旧日本軍の軍服など、日本固有の歴史や宗教的価値観を反映しながら、西洋のテーラード技術もミックスすることで生まれる独自の服が魅力。

先シーズンとなる2024年春夏コレクションでは、デビューコレクションよりダンディズムを提案してきたSOSHIOTSUKIが既存の「男らしさ」にとらわれない人間像を打ち出すことを目標に掲げた。一見すると定番の紳士服の定番のように見えるアイテムに、婦人服で使用されることが多いスクエアネックの採用や、ギャザーの分量を増やしたジャケットなどを取り入れ、少しの違和感を与えることで、男性服の中に新たな色気を加味した。

DESIGNER’S DATA

大月壮士　Soshi Otsuki

【出身地、学校】
千葉県出身。2015年、文化服装学院アパレルデザイン科 メンズデザインコース卒業後、リトゥンアフターワーズの山縣良和、ミキオサカベの坂部三樹郎が主宰するここのがっこうで学ぶ。

【受賞歴】
’16年、LVMHプライズのショートリスト日本人最年少ノミネート。同年、TOKYO FASHION AWARD 2017受賞。’19年、東京新人デザイナーファッション大賞受賞。

【設立、特徴】
’15年にSOSHIOTSUKIを立ち上げ、2015-’16年秋冬に東京ニューエイジの合同ショーでデビュー。ブランド立ち上げからわずか１年で、’16年のLVMHプライズのショートリストに日本人最年少の若さでノミネートされ、パリで展示会を開催。日本人の精神性とメンズウエアならではのテーラーのテクニックによって作られるダンディズムを提案する。

WEB : https://soshiotsuki.jp/

Instagram : @soshiotsuki

2024A/Wコレクション発表は、2024年3月16日（土）19:00。

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