
17:00 ショースタート!

individual SHOW REPORT
16:30の開場とともに、ラフォーレミュージアムには多くの観客が詰めかけた。フレッシュな学生ブランドのクリエイションに期待が膨らむ中、バックステージも同様に、開始時刻が近づくにつれて熱を帯びていく。そして時は訪れた。
トップバッターは、クラシカルな美しさと、ファッションにおける普遍性の更新を追求するKYOMA SAKAKIHARA。暗転した会場にチェロの生演奏が鳴り響き、ショーは厳かにスタートする。演奏とモデルウォークのタイミングを合わせたリハーサルでの調整が功を奏し、コレクションは成功。穏やかな余韻を残したまま次へつなげた。


KYOMA SAKAKIHARA
続くHINAE KATSURAは、一転して会場にパンクミュージックを鳴り響かせた。エッジのきいたカラフルなガーリースタイルに身を包んだモデル達が、次々とステージに躍り出る。見事な世界観の作り込みに観客達が心を奪われ、目の前のショーに意識が集中する空気を作り上げると、3ブランド目のHARUKI TANAKAへ。


HINAE KATSURA
ピアノの旋律とともに現れたのは、デニムをブリーチ加工したトレンチコート。1体目のモデルが円形のステージを一周すると、デザイナーが登場し、トレンチコートをワンピースにトランスフォームさせていく。その周囲をモデル達が凛とした佇まいで回遊するというシアトリカルな演出で、ブランドのムードを伝えた。


HARUKI TANAKA
apartmentstory201は、デザイナーの森さんの父親が制作したという楽しげであたたかな楽曲をBGMに、手編み、機械編みの多彩なニットのコレクションを発表。スケートボードやほうきといった小道具も、コレクションに込められたストーリーと、キャラクター性を想像させるギミックとして効果を発揮していた。


apartmentstory201
ラストを飾ったのは、Deadbooy。ゾンビをテーマにしたコレクションで、スモークが焚かれた薄闇の中、モデル達がゆらゆらとステージを歩き回り去っていく。その後、フラッシュのような強い光とともに再び各ルックが登場。ポップさと力強さ、同時代性が共存する6体のコレクションの後、フィナーレへ。全ブランド・ルックがウォーキングし、期待の若手デザイナー達によるショーは幕を閉じた。


Deadbooy
BACKSTAGE GALLERY
ショーの舞台裏で、モデル&デザイナー達をキャッチ!
HINAE KATSURA





Deadbooy




apartmentstory201+Deadbooy

apartmentstory201




KYOMA SAKAKIHARA





HARUKI TANAKA




デザイナーたちのインタビュー【後編】に続く。
coding : Akari Iwanami
edit & text : SO-EN