日本映画に金字塔を打ち立ててきた岩井俊二監督の最新作『キリエのうた』が、10月13日（金）に公開されることが決まった。『スワロウテイル』、『リリイ・シュシュのすべて』で、CHARAやSalyuなどの傑出した歌姫たちとコラボレーションしてきた岩井監督が本作で描く主人公は、路上のミュージシャン。この主人公を、圧倒的な歌唱力を持つアイナ・ジ・エンドが演じる。アイナさんは本作が映画初主演。さらに詞と曲も書き下ろす。

共演者には、岩井俊二監督作の大ファンだという松村北斗（SixTONES）、『リップヴァンウィンクルの花嫁』に出演した黒木華が名を連ねる。そして、もう一人のメインキャラクターを演じるのは、『ラストレター』で鮮烈な印象を残した広瀬すず。キャラクター写真ではピンク髪の広瀬さんが、いったいどんなキャラクターを演じるのか期待が高まる。

また、口元を美しく大胆にビジュアライズしたティザービジュアルのアートディレクションは、『装苑』本誌でもおなじみの人気アートディレクター、吉田ユニ。撮影を濱田英明が担当した。映画で社会現象を巻き起こす岩井監督。本日公開されたエモーショナルな特報映像を観ながら、『キリエのうた』の今後を楽しみにして。