

クリスマスは、もうすぐそこ。
この連載では、クリスマスまでの日々を小さなワクワクで満たす記事を、ひとつずつお届けします。
アドベントカレンダーの扉をそっと開くようにのぞけば、
知らなかった物語や、遠い国の文化、とっておきのスポットに出会えるはず。
今回は、「クリスマスと呼ばれた男の子」のお話です。

『クリスマスと呼ばれた男の子』は、イギリスの作家マット・ヘイグによる児童書を原作としたファンタジー作品。世界各国で翻訳され親しまれてきた物語が、Netflixオリジナル映画として映像化されました。物語の舞台は、現代のロンドンから中世の北欧まで。時代と場所を越えて描かれるのは、希望と想像力の旅。ポップコーンとドリンクを用意して、心温まる世界へ出かけてみてはいかがでしょうか。

物語の幕開けは、イギリス・ロンドン。三日月形の通りキーストーン・クレセントに並ぶ家々が、競い合うようにイルミネーションを輝かせる様子が映し出され、画面を眺めているだけで華やかなクリスマスの高揚感を運んでくれます。
そんな場所にある、母親を亡くした子供たちが暮らす家を訪れたおばのルースが、子どもたちにある物語を語り始めます。
舞台は、まだ「クリスマス」が存在しない時代の北欧。主人公の少年ニコラスは、母を亡くし、父ジョエルと森のはずれで貧しくも慎ましく暮らしていました。そんなある日、ジョエルは王からの褒美を得るため、伝説のエルフの村「エルフヘルム」を探す旅に出ます。


ニコラスは、意地悪な叔母のもとで父の帰りを待ち続けますが、ジョエルが戻ることはありません。やがてニコラスは父を探すため、ネズミのミーカとともに北へ向かう旅に出ます。




ニコラスは父ジョエルと再会できたのか? なぜクリスマスと呼ばれるようになったのか? この物語を語るルースおばさんの正体は? これらの答えは、ぜひ映画を観て確かめてみてくださいね。
Netflix映画『クリスマスとよばれた男の子』独占配信中







