好評発売中『装苑』7月号内の企画「SO-EN BEAUTY」より資生堂 恩田 希さん×モデル 瀧 七海さんにご登場いただき、今回は永遠の憧れの存在であり、ファッションアイコンとして時代を彩ったミューズたちのメイクをヒントにしたメイクアップに挑戦！
60～70年代のツイッギーのようなボリューム満点のマスカラやアイライン、80年代のマドンナのようにカラフルな色で自由に遊んだアイカラー、90年代のケイト・モスのヘルシービューティーを再現するような日焼けメイクとそばかすを組み合わせたメイク3選をご紹介します。ぜひ真似してみて！

’90年代のファッションアイコン、ケイト・モスに憧れて。日やけのようなチークにチャーミングなそばかすをプラスして、ハッピーオーラあふれるヘルシービューティを目指そう！ ベースの肌は日やけ止めや毛穴をカバーする程度に軽く整える。日やけのようなチークは赤とオレンジをメインカラーにセレクト。まず赤いチーク①を頬から鼻筋にかけ帯状に幅広くのせる。その上にオレンジのチーク②を頬から鼻筋のいちばん高いところに重ね、さらに眉尻、眉骨にもぼかし入れる。きれいにではなくあえて＂ムラっぽく＂が自然に見せるポイント！ そばかすは紫の③で点々を好きなだけ描き入れて、茶の④の点を少しプラス。紫と茶の2色を使うと、浮かずに肌なじみがいい。最後にリップはヘルシーに見えるよう血色を足す程度に⑤を指でポンポンとのせてでき上がり！

色でメイクを楽しむマドンナのように、ポップなカラーメイクに挑戦！ ポイントになるアイメイクの色や輝きを際立たせるため、ベースはマット肌がおすすめ。まず、①のマスカラで眉頭の毛を立たせて立体感を出し、生き生きとしたパワーを感じる太眉に。メインのアイメイク。ピンクの⑥を目頭から眉下までふんわり広げ入れる。次に黄色の②を、左目には目尻から下まぶた、こめかみまで広げ入れる。パレット③の右上マット部分を目尻側にぼかす。⑤をまぶた半分くらいに重ねて、④の左下のグリッターをまぶたと目尻、黒目下あたりにも入れてポイントに。ピンクのチーク⑦を頬骨の横から内側下へ向けて入れると’80年代のムードがぐっと出てくる。リップは軽い印象にするため青味のピンク⑧を選んでフレッシュに。

ガーリーでドーリーな’60年代のツイッギーがお手本。ぱっちりした目もとをアイラインとマスカラで作ろう！ まずは、肌に溶け込みながら自然に目を大きく見せてくれるダブルライン。アイシャドー①の右上マット部分でまぶたの形に沿って目の幅に合わせてラインを描く。かわいさのあるパープルのアイシャドー③を上下に入れて、まつげに下地②をたっぷり塗ったらいよいよマスカラ！ まつげを根もとから立ち上げるように、メインカラーの紫のマスカラ⑤を上下の目尻と目頭にたっぷりと。ポイントになる青④は目の中央部分の上下と目頭上にしっかり。鮮やかな青を中央にすることで目が強調される。チーク⑥は頬の中心に楕円形にほんのりと入れて、ドーリーすぎない黄色系のベージュのリップ⑦を輪郭をぼかし入れて完成。

hair ＆ makeup：Nozomi Onda （SHISEIDO）
photographs： Jun Imajo
styling： Miri Wada
model： Nanami Taki

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マジョリカ マジョルカは
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資生堂 恩田 希
Nozomi Onda●資生堂によるヘアメイクアップアーティスト育成所SABFA卒業。2018年、資生堂入社。ファッション誌や東京コレクションなどのヘアメイクとして活躍。資生堂ブランドでは「専科」の宣伝広告や「マキアージュ」「マジョリカ マジョルカ」のポップアップイベントなどを担当。
Instagram：＠nozomiondaaa

女優 瀧 七海
Nanami Taki●2005年11月9日生まれ、福岡県出身。’17年の「アミューズ全県全員面接オーディション〜九州・沖縄編〜」での準グランプリを獲得した逸材で、これからが楽しみな17歳。’22年の出演作、映画『きさらぎ駅』、ドラマ「17才の帝国」に続き、’23年は映画『少女は卒業しない』やドラマ「ブラッシュアップライフ」、「inゼリー」のCMなどにも出演している。
Instagram：＠nanami_taki_official

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