1800年代前半にはキャップ専用の丸編み機が開発された。生産効率が飛躍的に向上したが、過剰生産問題にも直面したのだとか。
1850年代に特許申請された編み機。工業化が進んだ“黄金時代”、機械の開発も盛んに行われた。
トロワの発明家によって1853年に製造された大型編み機。
イギリスの発明家による編み機。1864年に特許を取得したもので、自動目減らしが安定して行われるようになった。
1800年代後半の靴下専用の丸編み機。
孔雀が刺繍された1800年代のストッキング。当時の人はどんな服に合わせていたのだろう?Collection ville de Troyes – Musée de la Bonneterie – Photo de Carole Bell
現代にありそうなチェックの靴下だが、1895年のもの。よく見ると踵部分に縫い目があり、製造方法の違いがわかる。Collection ville de Troyes – Musée de la Bonneterie – Photo de Carole Bell
1900年、トロワ地方の小さなメリヤス工房。
1930年代から’40年代にかけてトロワで使われていた編み機。
1930年頃にドイツで製造された大型のジャカード編み機。510本もの針が装着されている。
1950年代、衣料品工場で縫製をする女性たち。
後半のトロワの街案内もお楽しみに!
Musée de la Bonneterie
メリヤス産業博物館
住所:Hôtel de Vauluisant
4 rue de Vauluisant, 10000 Troyes, France
TEL:03 25 43 43 20
開館時間:10時〜13時 、14時〜18時(11月から3月は17時まで)
定休日:月曜
一般料金:3ユーロ(11月から3月は無料)
公式サイト: https://www.musees-troyes.com/bonneterie/
Photographs:濱 千恵子 Chieko Hama
Text:B.P.B. Paris