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natsumi osawa(ナツミ オオサワ)/大澤夏珠

大澤夏珠さんインタビュー

楽しさと好奇心を糧にして

 「文化に入学を決めたのは、文化祭のファッションショーに感動したことと、尊敬するデザイナーを多く輩出していたことから。4年間しっかり学べることが魅力で、ファッション高度専門士科を選択しました。段階を踏んで基礎から服作りを勉強できることも私には大きく、それは世界のファッションスクールの中でも稀有なこと。施設の充実度も随一で、本当に恵まれていたと思います。文化時代は楽しくて、4年間無遅刻・無欠席。いろんなブランドや企業でインターンをしたことや、3年のグループ制作の授業、そして4年の『マイコレクション』の制作が印象的です。

文化服装学院生時代
授業や課題に打ち込む一方、インターンに積極的に参加。染色の授業から絞り染めに関心を持ち3年次は京都にリサーチへ。

ファッション高度専門士科4年次の最終制作課題「マイコレクション」で制作した9体のうちの1ルック。衣装デザイナーを志していた大澤さんは憧れのアーティストをミューズに、オパール加工や染めを施したドレスを制作した。

 卒業後に3か月間行ったアントワープでは、文化の服作りを評価する軸とは異なる、ファッションとして魅力的かどうかの評価軸があることを知って、自分の枠がさらに広がりました。帰国後、様々なブランドに携わりフリーランスとして働く際には、文化の先生や同級生のつながりからお仕事をいただくことも多く、とてもありがたかったですね。

 ブランドのスタートは2020年10月。コロナ禍での始まりでしたが、あらためてファッションの力の大きさを感じる機会も多かった。誰かにパワーを与えたり感動してもらうために、私はものづくりを続けていきたいです」

ポートフォリオは、ITS 2020のアートワーク部門でファイナリストになった際の資料。左上は、技法を探るための布の実験作。手作業は大事な制作のプロセス。

2023SS

(左)花のアクセサリー ¥26,400(右)絞り染めパンツ ¥74,800

着物アップサイクルのトップ ¥52,800 ナツミ オオサワ

「fly away」をテーマに軽やかなロマンティシズムあふれるコレクションを展開。ボリュームたっぷりのフリルが贅沢な絞り染めのパンツや透け感の美しいセットアップなどが印象的。着物をアップサイクルした一点物も制作している。

photographs: Jun Tsuchiya (B.P.B.)

Natsumi Osawa
長野県出身。2016年、文化服装学院ファッション高度専門士科卒業。ITS(International Tarent Support) 2020のアートワーク部門ファイナリスト。同年、SPOT LIGHTS by TOMO KOIZUMIに選出されrooms 41に出展し、’20年にブランドを本格スタート。
WEB:https://natsumiosawa.theshop.jp/
Instagram:@natsumiosawa_official      

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