ⒸHYBE LABELS JAPAN / text : SO-EN
オーディション番組『&AUDITION – The Howling -』で結成された日本発のグローバルグループ&TEAM(エンティーム)が、5月8日(水)に&TEAM 1st SINGLE「五月雨 (Samidare)」をリリース。
シングルの発売を記念して、5月7日(火)に豊洲PITにてショーケースイベント「&TEAM 1st SINGLE SHOWCASE「五月雨 (Samidare)」」が行われた。新曲「Scar to Scar」、「君にカエル (Maybe)」、「五月雨 (Samidare)」 の3 曲を披露したスペシャルライブ&トークの様子をレポート!
photographs: Jun Tsuchiya (B.P.B.)
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&TEAM
2022年12月7日デビュー。&TEAMは、HYBE LABELS JAPANに所属する、EJ・FUMA・K・NICHOLAS・YUMA・JO・HARUA・TAKI・MAKIの9人で構成されるグローバルグループ。 グループ名の「&TEAM」は「それぞれ個性を持つ9人が一つのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意味をもつ。
©HYBE LABELS JAPAN
公演には抽選で当選したおよそ1300名が来場。オフィシャルライトスティックや、メンバーに似ているというキャラクターのストラップをはじめ、さまざまなファングッズを纏った多くのLUNÉ(ファンの呼称)が集まった。
暗闇の中メンバーが舞台に上がると「Scar to Scar」のパフォーマンスとともに、ショーケースイベントがはじまる。「Scar to Scar」は、完璧にシンクロしたエネルギッシュなダンスと、9人だからこそ魅せることのできるフォーメーションを駆使したパフォーマンスが見どころ。
メンバーはピンクやブルーを基調にした春を感じるカジュアルな衣装で、それぞれのスタイルに合わせてシャツや長めのタイ、リボンを取り入れた着こなし。
司会・進行を務めたのはK-POP評論家の古家正亨。1曲目のパフォーマンスを終えると、リーダー・EJの掛け声に合わせて「We link!こんにちは!&TEAMです!」と挨拶。続けて日本語、韓国語、英語、中国語の4ヶ国語で「お忙しい中お越しいただきありがとうございます、今日は楽しみましょう!」とファンを迎えた。
EJ:「あったか〜い色が大〜好きな、あったかいみんなのリーダーEJです!」グラデーションが効いたニットとタイをポイントに、刺繍入りのノスタルジックなブラックパンツを合わせたリーダーのEJ。
FUMA:「こんにちは!LUNÉのみなさんも、メンバーも、世界も守る&TEAMのヒーローFUMAです!」全体をピンクで統一しつつも、透かし編み目のニットに、ジャカードパンツで年長組らしい上品な装いのFUMA。
K:「かっこいいかわいいキングのKです!」胸元にバラモチーフのコサージュがついたロング丈のシャツと、タイ付きの白シャツをレイヤードし、高身長を生かした着こなしのK。
NICHOLAS:「にこにこニコラスでーす!」刺繍が施された涼しげな半袖ブラウスに、キャメルのリラックスシルエットのパンツをコーディネートしたスポーツミックススタイルのNICHOLAS。
YUMA:「ハッピーエネルギー全開、美肌マルチプレーヤー、YUMAです!」ひらひらと揺れるリボン付きシャツにピンクカラーのラメが輝くパンツを合わせ、動くたびに存在感を見せるYUMA。
JO:「LUNÉのおかげでエナジー全開、&TEAMのJOです!」大きな黒い花のパッチが施されたパンツに、ウエスタン風の白シャツを合わせシックかつカジュアルな着こなしを見せたJO。
HARUA:「几帳面な裏のお兄ちゃん、HARUAです!」HARUAはピンク系のヘアカラーに合わせ、チェックとロゴ付きシャツを合わせた遊び心のあるファッショナブルなコーディネート。
TAKI:「みなさんこんにちは、笑うことも笑わせることも笑われることも大好きな&TEAMのムードメーカーTAKIです!よろしくおねがいします。」胸元が開いたニットに細いタイをポイントにしたTAKIは、ワイドデニムを合わせてカジュアルにスタイリング。
MAKI:「みなさんこんにちは!&TEAMの大型わんこ、&TEAMのMAKIです!」鎖骨部分がカットアウトされ、リボンがポイントになったボーダーニットにカーゴパンツというシンプルなスタイルも、洗練された印象に着こなしたMAKI。
1st SINGLE「五月雨 (Samidare)」について
EJ:今回の作品は、僕たちが今までやってきた「First Howling」シリーズで仲間になった少年たちの、続きのような作品になっています。春夏秋冬を通じて結束していく&TEAMの新しい物語が1stシングル「五月雨 (Samidare)」からスタートします!お互いの違いに気づいて葛藤しながらも同じ方向を向いて進んでいくという強い絆を、3つの新曲で表現しているシングルになっています。
YUMA:僕たちはオーディションで出会ってスタートラインに立ったのですが、一緒に暮らすなかで自分とメンバーの違う部分が見えてきたりするじゃないですか。それでも同じ目標に向かって進んでいくことと、多少ぶつかることがあってもお互いに受け入れ合う情景が今回の「五月雨 (Samidare)」に重なって、僕はこの曲のメッセージを知った時にすごく感動しました。
Q,コンセプトについてどう感じましたか?
FUMA:&TEAMがデビューしてから1年間で作り上げたFirst Howling シリーズを終えて、今回の1st SINGLE「五月雨 (Samidare)」にはメンバーたちの変わりたいという強い意志が込められていると思います。今までもチームワークが強みでしたが、今回ツアーを終えたことによってまたひとつ成長した姿で、今回の1stシングルでは&TEAMの成長を感じられると思います!
NICHOLAS:9人一人ずつの感情をミックスして表現した表情に注目してほしいです。自分たちも練習しながら新しい姿を見つけたので、早くみなさんにお見せしたいと思っていました。
Q,それぞれの楽曲について注目のポイントを教えてください!
「Scar to Scar」
TAKI:「Scar to Scar」は&TEAMらしいロックナンバーになっていて&TEAMが葛藤を経て、それでも強くなりたいという気持ちを表現した曲です。強さがありつつも切なさもあるので、その辺りも集中して聞いてもらえたら嬉しいです。
JO:ツアーを回らせていただいた際、格好いい曲を披露できたことがすごく楽しくて。だから今回初めて聴いた時には、パフォーマンスが楽しみだなあと思っていました。今回はシンクロダンスからも、もちろんエナジーを感じてほしいのですがそれぞれの個性が生かされた曲になっているので注目して聞いてほしいです。
「五月雨 (Samidare)」
HARUA:「五月雨 (Samidare)」には、同じだと思っていた君と僕のすれ違いや、変化に気づいた少年の葛藤、五月雨に打たれながらも君と一緒にいたいんだという強い絆が込められています。切なさの中に儚さもあり、聞く方によって感じ方、受け取り方が違うのではないかなと思うので、みなさんそれぞれの楽しみ方を見つけていただければいいなと思います。
K:今まではエネルギッシュな振り付けが多かったのですが、その中でも儚さとか繊細な表現力にぜひ注目していただければ嬉しいです。今回、傘ダンスという一部振付を担当しました。傘を持って水たまりに入り込むような動作や、雨のなかみんなで遊んでいるような様子をイメージして作ってみました。ぜひ、みなさんも真似してみてください!
「君にカエル(Maybe)」
MAKI:この曲は季節が移り変わるにつれて君と心が少しずつ離れていって、蛙化現象になってほしくないという、ずっと格好いい姿を見せていたいというもどかしさを表現したミドルバラードとなっています。
K:大好きなパートが、YUMAのサビの部分。裏声の部分がすごく好きです。
YUMA:Kくんが言ってくれたように、僕も自分が歌っているそのパートが大好きでLUNÉのみなさんを想いながら歌っています。褒めてくれてとても嬉しいです。
EJ:この曲は歌詞が本当に綺麗で、素敵で。僕も初めて見た時にこんなに美しい表現があるんだなあと思いながら見た記憶があるのですが、歌詞がみなさんに伝わるようにレコーディングをする時も一言ずつ丁寧に録音しましたし、特にサビの「いつでも君に帰るから」という歌詞が好きで、ぜひLUNÉのみなさんに聞いてほしい曲です。
古家:Kくんはこの曲をとても気に入っているそうですね
K:はい!大好きですね。グローバルグループとして、この美しい日本語の歌詞を想像力が掻き立てられるようなメロディーにのせて世界の皆さんに聞いていただけたら嬉しいなと思います。改めてこの曲を聞きながら日本でデビューしてよかったなあ。と思いました。
Q,コンセプトフォトと、MVにもこだわりがあるそうですね
JO:今回のコンセプトフォトは、春の美しさと少年の葛藤を表現しています。特にユニットカットでHARUAとMAKIが同じ自転車に乗っているのですが、それぞれ違う方向を向いている写真がお気に入りです。一緒に過ごすなかで行き先がわからなくなったり、目標がわからなくなったりすることもあるけれど、最終的に向かっている方向は同じだよということを表しているんです。
HARUA:ミュージックビデオでは、みんなで喧嘩するシーンがあるのですが、一人一人のキャラクター同士のぶつかり合いが美しく表現されています。そこに注目してもらいたいなと思います!
YUMA:HARUAがキャラクターと言ったのですが、一週間前くらいからキャラクターに入り込んでしまった人がいて。それはまさしくTAKIです。一週間前くらいに喧嘩して怒るシーンがあるよと聞き、毎日の練習の時もMVでブチギレる予行練習をしていました。でも、結局本番では怒らなかったというエピソードがあります(笑)。
K:実際の撮影では、ボールを落とすという一人芝居になっていましたね!(笑)
FUMA:僕も一週間練習していたことがあって。MVに出るかわからないのですが、ひたすら殴られる練習をしていました。「五月雨(Samidare)」より練習したので。もし殴られていたら見つけてください(笑)。
JO:僕は、あるスポーツをEJくんと一緒にしました。仮面をかぶっているのですが、その奥から見える僕とEJくんの鋭い目つきに闘争心を感じてもらえたらなと思います。
古家:仮面を被って手を振りかざすポーズは大体分かるね。フェンシングでしょう?
YUMA:そんなのEJくんの勝ちだ……。(※EJはフェンシングで選手になるほどの実力の持ち主)
K:ダンスシーンを撮ったのですが、まさに五月雨にちなんだ桜の花びらが本当に綺麗なので。ぜひそこにも注目していただきたいです!
Q,今年3月に開催されたツアーファイナルで、「日本でナンバーワンのグループになる!」という目標を掲げていたことが印象的でした。具体的にどのような目標を持っているのか教えてください。
MAKI:アリーナやドームのようなもっと大きな会場で公演がしたいなと思っています。ドームツアーやワールドツアーなどもやってみたい。&TEAMの音楽をたくさんの方に届けたいので、ミリオンセラーも僕たちの大きな目標の一つなのではないかなと思っています。たくさん届けます!
Q,いつも仲良しな&TEAMの皆さんですが、同じ目標に向かって時にはぶつかるシチュエーションもあったと思います。エピソードがあれば教えてください。
TAKI:&TEAMは仲がいいので、大喧嘩もないのですが、僕とNICHOLASがモノを落としたか落としていないかという本当に他愛のないことで、3日間口を聞かなかったことはありました(笑)
FUMA:リーダーのEJが自然に話し合いができるようにみんなを集めてコミュニケーションを取る場を作ってくれるので、僕たち&TEAMの仲がいい秘訣はそこにあるのかなと思います。
Q,今回の作品では「春」が表現されていますが、&TEAMは今年、どんな夏を過ごしそうですか?
HARUA:今年の夏も&TEAMの新しい姿をいっぱい見せられる機会があるのではないかなと思っているのですが、個人的に夏は爽やかさや青春を感じる曲が多いと思うので、LUNÉのみなさんと青春を過ごすような夏にできたらいいなと思いました。
イベントの終盤には、リーダーのEJから初のアリーナツアーの開催がサプライズで発表。会場からは大歓声とともに「おめでとう!!」の声が飛び交い、祝福のムードいっぱいに。
MAKI:こんなに早く、僕たちの夢の一つが実現できることになって本当に嬉しいですし、その分みなさんもたくさん期待してくださると思うので、一生懸命準備していきたいと思います!
YUMA:僕たちがホールツアーを終えて、アリーナツアーができると聞いた時、もっと成長した姿を見せないとなと思いました。LUNÉのみなさんにツアーの長い期間会えることがとても楽しみです!
ラストには、切ないメロディーと秀逸な歌詞で表現されたミドルバラード「君にカエル(Maybe)」と、今回の1st シングルのタイトル曲でエモーショナルなポップス「五月雨 (Samidare)」を披露。&TEAMの息の揃ったパフォーマンスでファンを魅了した。
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