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&TEAM(エンティーム)初のアリーナツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘SECOND TO NONE’』レポート!
ユニフォームの中に光り輝くメンバーそれぞれの色

2024.07.22

2022年12月にデビューした9人組グローバルグループの&TEAM(エンティーム)が、初のアリーナツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘SECOND TO NONE’』をスタート!初の単独ツアーの完走からおよそ4ヶ月でアリーナツアーを実現した9人の、進化し続ける姿を存分に感じさせる公演を披露した。

VCRののちに暗転した舞台。サイクリングシャツやレーシングジャケットを、&TEAM仕様に仕上げた衣装をまとったメンバー9人が舞台からせり上がり登場すると、会場は割れんばかりの大歓声に!

1着目の衣装でパフォーマンスをさらに輝かせていたのは、ジャケットやボレロ、パンツにあしらわれたスタッズの煌めき。9人ともに白、赤、黒、薄グレーを基調とし、「ANDTEAM」ロゴ入りサイクリングシャツにオールインワンの上半身を外して着こなしたTAKIや、レーシング風ボレロとロゴ入りトップを重ねたYUMAなど、統一感がありながらそれぞれの個性を活かす衣装が目を引いた。Kが韓国の気鋭ブランド、KUSIKOHC(クシコック)のトップを着用する場面も。

続く衣装は、&TEAMの定番でもある制服を思わせるトラッドな装い。

リーダーのEJは、爽やかな淡いグリーンのチェック柄のネクタイを締め、シャツもタックインで正統派のらしさ溢れる端正な着こなし。ベルトループには、Orb(オーブ)チャームで華やかさと愛らしさをプラス!

サブリーダーのFUMAは、EJのネクタイと近しい配色のチェック柄のストレートパンツ姿。シャツのフロントボタンは開け、白いTシャツの上に軽く羽織るような着こなしで、ワイルドな魅力をさらに引き立てていた。

ロゴ&ネームパッチ付き半袖シャツの下にプリントのロンTをレイヤードしたのは、K。ボトムはミントグリーンを基調にした、マルニによる細かな格子柄の紐ベルトのワイドパンツで、ファッショナブルな印象を強めていた。

半袖シャツにグレーのニットを肩掛けしたようなスタイルのNICHOLAS。ボトムはAラインのハーフパンツで、ネクタイと異なるテンションのチェック柄を組み合わせても自然に決まっていたのはさすが。右耳には、髪と同じ色の一粒ピアスが輝く。

YUMAが着たのは、日本のデザイナーズブランドによる遊び心あふれるポロシャツ。ボタンひとつ分を胸元で縫い合わせ、あえて掛け違えているようなデザインとドレープがYUMAの個性とキュートにマッチ。Aラインのクリーンなハーフパンツをあわせた。

半袖シャツをタイドアップで着こなし、タック入りのハーフパンツにイン。クラシックで上品なスタイリングがJOの個性と共鳴し、ルックとして清涼感のある印象に。バックスタイルでパンツの二つの後ろポケットがアクセントになっていた。

HARUAは、ヴィヴィッドカラーのベストが発光するような存在感にぴったり。背中にはブランドロゴがあしらわれ、ストリートのエネルギーも感じさせた。ボトムはストレートシルエットのハーフパンツで、らしさをさらにオン。

TAKIはテーパードシルエットのチノパンで、9人全体のシルエットやカラーリングのアクセントを担っていた。半袖シャツのサイジングはジャスト〜コンパクト寄りで、瑞々しくもエネルギッシュな雰囲気がよく似合う。

MAKIは、ジャストサイズで半袖シャツを羽織り、ボトムはストレートシルエットでやや膝上丈のハーフパンツというミニマルなスタイリングで、フレッシュな印象に。シンプルな出で立ちが、華やかな存在感を逆説的に引き出した。

後半には、「チンチャおかしい」や「Dropkick」のMVを思わせるような、&TEAMオリジナルのスポーツユニフォーム衣装も登場!

ベースボールシャツデザインのトップを、色違いで着用したEJとFUMA。快活で爽やかなバスケユニフォーム風衣装の、KとMAKI。サッカーユニフォームのイメージをクロップト丈にして刷新したNICHOLAS。ユニフォームトップとカーゴデニムでトレンド感たっぷりのYUMAに、ボトムのレイヤードで個性を出したJO。そして、フーディをレイヤードしたストリートなユニフォームスタイルのHARUAと、2配色のユニフォームにスカーフ付きのバックプリントのボトムを合わせてパフォーマンスのポイントにしたTAKI。

ユニフォームの中に光る個性を見つけるのもライブ中の楽しみとなり、随所に取り入れられたリアルトレンドの要素には、おしゃれ心がくすぐられた。

また、公演中には、&TEAMとLUNÉ(ルネ、ファンダム名)の絆を感じさせる温かさも。初日公演ではスクリーンに映されたLUNÉのスケッチブックの呼びかけで「君にカエル (Maybe)」の合唱が起こるという胸を打つシーンが。2日目の夜公演では、HARUAの呼びかけで「君にカエル (Maybe)」の合唱、さらに「五月雨 (Samidare)」がLUNÉの声で響く場面も見られた。

アンコールでは、2024年9月3日に2ndアニバーサリーイベントの開催も発表。8月7日には2nd SINGLE「青嵐 (Aoarashi)」のリリースが控えている。&TEAMと過ごす四季は、これからさらにエネルギーを加速させていきそうだ。


今、チェックしたいグローバルグループ
&TEAMをおさらい!
BTSの生みの親、パン・シヒョクがスペシャルアドバイザーを務めたオーディション番組「&AUDITION – The Howling -」でメンバーが決定し、2022年9月3日に結成、同年12月7日にデビューを果たした9人組のグローバルグループ。Debut EP『First Howling:ME』、2nd EP『First Howling:WE』、1st ALBUM『First Howling:NOW』と作品を積み上げてきた。2024年1月〜3月には、初の単独ツアー「2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’」を開催。ファンダムの名前は、LUNÉ(ルネ、Light Up New Energyの略)。月を意味するこの呼び名には「月のように&TEAMの将来を明るく照らし、&TEAMが今後前に進んでいくための原動力」という意味が込められている。

最新曲をチェック✔️

春夏秋冬を通じて結束する少年たちの物語を紡ぐ&TEAMの第二章=夏の楽曲で、2024年8月7日リリースのニューシングル「青嵐 (Aoarashi)」に収録される先行配信曲。爽やかでリズミカルなポップチューンは、少年たちの成長を変声期になぞらえた歌詞の世界にも注目。MVはノスタルジックな質感やアナログな手触りを取り入れて、9人の青春の輝きをおさめつつ、大きなスケールやポジティブな変化の兆しも描く。

『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘SECOND TO NONE’』
[東京] 有明アリーナ
2024年7⽉20⽇(⼟)
2024年7⽉21⽇(⽇)

[兵庫] 神⼾ワールド記念ホール
2024年7⽉25⽇(⽊)
2024年7⽉26⽇(⾦)

[福岡] マリンメッセ福岡B館
2024年8⽉17⽇(⼟)
2024年8⽉18⽇(⽇)

[愛知] ポートメッセなごや 第1展⽰館
2024年9⽉28⽇(⼟)
2024年9⽉29⽇(⽇)

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