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【クリスマスまでにしたい22のこと】初心者にもおすすめのバレエ作品『くるみ割り人形』で非日常を体験

街はイルミネーションできらめき、ホリデーギフトがショーウィンドウを彩る、胸躍るような季節がやってきました。

クリスマスは、もうすぐそこ。

この連載では、クリスマスまでの日々を小さなワクワクで満たす記事を、ひとつずつお届けします。

アドベントカレンダーの扉をそっと開くようにのぞけば、

知らなかった物語や、遠い国の文化、とっておきのスポットに出会えるはず。

今回は、「くるみ割り人形」のお話です。

華やかな軍服に身を包んだ「くるみ割り人形」は、ドイツの伝統的な木工芸品。背中についているレバーを押すと内部のてこが動き、人形の大きな口でくるみを割ることができる実用的な装飾品として作られました。

そのくるみ割り人形が物語の鍵を握る童話『くるみ割り人形とねずみの王様』は、クリスマス・イブを舞台に描かれ、チャイコフスキーによってバレエ化。1892年の初演以来、この作品は世界中のバレエ団により12月の定番演目として上演され、冬の風物詩として親しまれています。

東京・初台にある新国立劇場でも、『くるみ割り人形』を毎年上演していますが、今年は演出をリニューアルした新作!
バレエを見たことがない方も安心してください。誰もが耳にしたことのある名曲が次々と登場し、きらびやかな衣裳と舞台演出で物語の世界観にぐっと引き込まれる、実は入門にぴったりの作品なんです。

クリスマス・イブの夜、少女クララがくるみ割り人形とともに夢の世界を旅する物語は、パーティーのシーンから幕を開けます。魔法で大きくなるクリスマスツリーや幻想的な雪の国など、ホリデーシーズンにぴったりの幻想的な世界が広がります。

休憩後の第2幕では、お菓子の国が舞台に。可愛らしいスイーツたちが登場し、キュートな踊りを披露します。ダンサーの衣裳や舞台美術の細部が、どんな表現になるかは初日の幕が開くまでのお楽しみ。

この機会に、夢の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

新国立劇場バレエ団

くるみ割り人形<新制作>
場所:新国立劇場 オペラパレス(東京都渋谷区本町1丁目1番1号)
公演期間:2025年12月19日(金)~2026年1月4日(日)
予定上演時間:約2時間15分(休憩含む)

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