手芸作家
文化学園大学を卒業後、rurumu:にアシスタントデザイナーとして入社。2022年12月に退職し、現在はフリーランスとして、手仕事を中心とした制作に携わっている中居海帆さん。
「rurumu:のアシスタントデザイナーとして、企画や生産管理の主な業務のほか、縷縷夢兎の衣装やショーピースの制作、美術など様々な業務に携わってきました。今はその経験も生かしつつ、堀米春寧さんとの共同プロジェクトをはじめ、手仕事の作品制作を行っています。自分の手先の器用さを強みに、同じ志をもつ仲間とともにクリエイションを続けながら、手仕事から生み出されるものの価値を広めていきたいと思っています」
堀米さんの個展にて制作した星の子たちと中居さんご本人。
rurumu: 2024SSのショーピースにて中居さんが制作したネックレス。
中居海帆
中居海帆 1995年生まれ。 服飾科の高校に通い文化学園大学を卒業後、rurumu:にアシスタントデザイナーとして入社。 現在はフリーランスとして手芸を主にしたハンドワークの製作に携わっている。
Instagram @mmiho_n
セレクターは…
堀米春寧
文化学園大学時代の同級生で入学以降、10年ほどずっと仲よくしている友人です。rurumu:でアシスタントデザイナーを経験し、裏の立役者である彼女は、なぐり書きのデザイン画でも渡せば刺繍や編み物など様々な手仕事を用いて、美しい技術でイメージを具現化してくれます。最近も私の個展のために制作を手伝ってくれました。学生の頃からいつも私を支え、助けてくれる大切な存在です。
Harune Horigome
1996年生まれ。文化学園大学卒業。高校在学中より絵描きとして活動を開始し、ファッションブランドのテキスタイルや雑誌の誌面、CDジャケットのアートワークなど、活動は多岐にわたる。2021年より古着にハンドペイントや手刺繍などの装飾を施した作品の制作を開始。’23年秋よりクリエイティブプロジェクト「Deardoromi(ディアドロミ)」を始動。
2024年1月号 装苑掲載
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『装苑』 1月号特集 多彩な人の多彩な表現
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