左:SOMARTA Skin Series “TRIBAL-SOMA Bijou”, 2014
右:SOMARTA Skin Series “TRIBAL-RABI Bijou”, 2014
© SOMA DESIGN
Photo: SINYA KEITA (ROLLUPstudio.)
「身体における衣服の可能性」をコンセプトに、無縫製ニットの技術を用いた研究開発を行っている廣川玉枝さんの展覧会「皮膚のデザイン」が、10月5日(土)より神奈川県の藤沢市スペースで開催される。
SOMARTA Skin Series “ATLAS”, 2018
© SOMA DESIGN
Photo: SINYA KEITA (ROLLUPstudio.)
皮膚のように伸縮し、性別や体形などすべてを超越した服として、レディ・ガガをはじめとした国際的に活躍するアーティストなどからも愛される「スキン シリーズ」。廣川さんの代表的なクリエーションとして、近年では衣服から椅子や空間、地域を巻き込んだ祭と大きな発展を遂げてきた。
“Skin & Bone Chair”, 2008
© SOMA DESIGN
Photo: Takeshi FUKUI (SOMA DESIGN)
本展では、細胞のように集まる大小の編み目による伸縮自在な無縫製のニットや、スチールの骨格に皮膚を着せることで新たなフォルムを手に入れた椅子などを展示。機能性と美しさを兼ね備えた渾身のプロダクトを紐解くことができる場となっている。
廣川さんの出身地である藤沢で開催される展覧会。この機会に、繊細なデザインを目にしてみては。
「皮膚のデザイン」
期間:期間2024年10月5日(土)~12月22日(日)
場所:藤沢市アートスペース
神奈川県藤沢市辻堂神台2-2−2
時間:10:00~19:00
TEL:0466-30-1816
休館日:月曜日(ただし10月14日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
観覧料無料