アレックス・ダ・コルテ《開かれた窓》2018
© Alex Da Corte studio
金沢21世紀美術館にて、アメリカのアーティスト、アレックス・ダ・コルテの展覧会「Alex Da Corte Fresh Hell アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄展 」が開催中。
アレックス・ダ・コルテの作品はアメリカ特有のポップでキャッチーな色使いが特徴。一見楽しげだが、現実世界における人間の不安や孤独や寂しさを感じさせる。
アジアの美術館で初の個展となる本展では、メディアを通して伝えられる「イメージ」とは何かを訴えかける作品が展示される。大きなテレビを模した箱に収められ、インスタレーションとして登場。
アレックス・ダ・コルテ《ゴム製鉛筆の悪魔》2019 © Alex Da Corte studio
美術ファンにはたまらない美術史と美術史上の人物をモチーフにした映像作品にも注目したい。高度な職人技で製作された衣装を含む美術セットや、アーティスト自身がほとんどの登場人物を演じている点も見どころ。
金沢21世紀美術館の特徴的な丸い展示室では、ダ・コルテのインスタレーション作品《マウス・ミュージアム(ヴァン・ゴッホの耳)》を展示。本作は原作者、オルデンバーグの態度と精神を受け継ぎ、さらにゴッホへのオマージュを加えて制作。ミュージアムの中に入ると、ダ・コルテが幼い頃から集めていたアニメーションの人形やプラスチックのおもちゃなど、彼の人生の証ともいえる収集品を見ることができる。
アレックス・ダ・コルテ《マウス・ミュージアム(ヴァン・ゴッホの耳)》2022 © Alex Da Corte studio
さらに、アレックス・ダ・コルテの個展開催を記念したオリジナルのグッズも多数登場。
キーホルダー Large ¥990
サコッシュ ¥3,850
オリジナルポストカードセット ¥1,700
キーホルダー Small(Motif) ¥495
新鮮な地獄シャツ【NAVY】¥8,800
Pool Ball Patch 6cm ¥880
現代社会の問題や、人間の深層心理に働くイメージとはなにかを探求することができる展示に足を運んでみて。
Alex Da Corte Fresh Hell アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄展
期間:開催中〜2023年9月18日(月・祝)
場所:金沢21世紀美術館 展示室7〜12,14
アレックス・ダ・コルテ
Instagram:@alexdacorte
金沢21世紀美術館
WEB:https://www.kanazawa21.jp/
Instagram:@21_kanazawa、@kanazawa21st_museumshop