
≪祭壇≫ 1909 年 テンペラ/厚紙
国立西洋美術館にて、リトアニアを代表する芸術家、ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニスの展覧会「チュルリョーニス展 内なる星図」が開催される。
絵画と音楽というふたつの領域で才能を示したチュルリョーニスは、27歳の時に本格的に絵画の道を志し35歳の若さで亡くなるまでのわずか6年という画業で、300点以上もの作品を手がけた。
その作品は、ロシア帝国の支配下にあった当時のリトアニア固有のアイデンティティや、作曲家ならではの感性が色濃く写しだされた、唯一無二の個性を放つ。
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≪プレリュード(騎士のプレリュード)≫
1909 年 テンペラ/紙
祖国リトアニアにおける生誕150年記念イベントの一環として開催される本展では、およそ80点もの作品が来日。
音楽の構造を絵画の構造に応用しようと試みた作品や、リトアニアの地方に息づく民話や民謡、民芸といった民衆文化を着想源とし、人間の精神世界や宇宙の神秘を描いた幻想的な作品などが展示される。さらに、1メートルを超える大作《レックス(王)》が初来日。壮大で幽玄な、チュルリョーニス最大の野心作を実際に鑑賞することができる貴重な機会となる。
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≪第 5 ソナタ(海のソナタ)(左から)アレグロ、アンダンテ、フィナーレ≫
1908 年 テンペラ/紙
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≪レックス(王)≫
1909 年 テンペラ/カンヴァス
また、会場ではチュルリョーニス作曲の音楽も流れ、その稀代の才能と唯一無二の世界観を眼と耳で体感することもできる。日本では 34 年ぶりの大回顧展となる本展。この特別な機会にぜひ足を運んでみて。
チュルリョーニス展 内なる星図
会期:開催中~6月14日(日)
時間:9:30~17:30(金・土曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
場所:国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7
休館日:月曜日、5月7日(木)※5 月 4 日(月・祝)は開館
観覧料:一般¥2,200、大学生¥1,300、高校生¥1,000(中学生以下無料)
※本展のチケットで、観覧当日に限り同時開催中の「北斎 富嶽三十六景 井内コレクションより」および常設展にも入場可能
WEB:https://2026ciurlionis.nmwa.go.jp/
国立西洋美術館
WEB:https://www.nmwa.go.jp/
Instagram:@nmwatokyo