暑かった夏も過ぎ、少しずつ肌寒くなってきたら、
世界中で愛される冬のサンダル、SUBUの季節がやってきます。
『装苑』では毎シーズン、SUBUの新たな魅力を紹介していますが、12月号ではコンセプトコレクションのテーマ“履いたら戻れない”を、どこか都市伝説的な怪しさとともに表現。
SUBUの魅力に取り憑かれたファッショナブルなゴーストにモトーラ世理奈さんを迎え、ちょっぴりホラーでモードなファッションストーリーをお届けします。
ゴーストには足がないって話だけど、SUBUの快適さを知ったなら、この世を軽快に歩き出したくなるだろう。
photographs : Wakaba Noda (TRON) /
retouch : Miyuki Kawamura /
styling : Sho Furukawa /
hair : Mirai Uejo / makeup : Nao Yoshida /
model : Serena Motola /
art direction & editing : Midori Yoshino
SUBUを履いたら、逝き還る
“KALEIDOSCOPE”

墓地で眠り続けていたゴーストが、
供えられたSUBUのKALEIDOSCOPEに触れた瞬間、
その魅力にとりつかれ、地上へもぞもぞとはい出てきた。
万華鏡のように美しい色をたたえるサンダルに合わせ、
100年ぶりにおめかしするうち、身も心も艶やかによみがえる。
現世にとどまる理由は未練でも恨みでもない。
ただ、この心地良いサンダルを脱ぎたくないだけ。
サンダル“KALEIDOSCOPE”(SUBU DOTS 2025 Concept Collection)¥9,900 SUBU(IDEA PORT)/ジャケット風フーディ 参考商品、スカートとして着たドレス 参考商品 アヴァヴァヴ (サカス ピーアール)/中に着たトップ¥37,400 ヘイン・ソ(エムエイティティ)/右手人さし指にはめたリング¥23,100、左手人さし指にはめたリング¥24,200 ヌーク(グレープヴァイン バイ ケイスリー)/タイツ スタイリスト私物
成仏するのは、また今度
“LEOPARD WHITE”

悲恋の末に哀れなゴーストとなり、
この世をさまよっていた雪の女王。
1000年もの時を経て、
ようやく天に召される準備が整ったその時
──出会ってしまったのは、SUBUのVAMP LEOPARD。
天国へと浮かび上がる心を、
フィット感のあるVAMPがしっかりと地上につなぎとめる。
天使たちの呼び声よりも、今はまだ、
SUBUの温もりに抱かれていたい。
ヴァンプシューズ“LEOPARD WHITE”(SUBU DOTS 2025 Concept VAMP Collection)¥11,000 SUBU(IDEA PORT)/リボンつきベスト¥30,800 オトエロジー、中に着たヴィンテージのブラウス¥16,500、ヴィンテージのスカート¥13,200 すべてオトエ/中に着たボディスーツ¥53,800 シモーヌ ペレール、コルセット¥28,000 アイディ サリエリ、レギンス¥7,500 ガブリエル ペコ(すべてガブリエル ペコ)/中にはいたヴィンテージのチュールスカート¥28,600 サントゥエイトヴィンテージアパートメントストア/中にはいたヴィンテージのパニエ¥7,590 コミュ/ティアラ 参考商品 ハープラハ(リトマス)/グローブ、リング スタイリスト私物
SUBUの商品に関するお問い合わせ
「IDEA PORT」 TEL0120-901-049
WEB:https://www.subu2016.com
2025年12月号『装苑』掲載