• HOME
  • FASHION
  • SHOP
  • 独自の視点が光る!東京リアルショップvol.4 DI...

独自の視点が光る!東京リアルショップ
vol.4 DISSONANCE(ディソナンス)

2025.08.18

東京・中目黒を拠点に、オーナーでスタイリストの森下凌司さんと、モデル・フォトグラファーのモハメド アズハリ アフメドさんが運営する「ディソナンス(DISSONANCE)」。

国内外から集めたデザイナーズブランドのアーカイブアイテムや、上質な素材と洗練されたデザインのメンズアイテムを展開し、そのラインナップは、シルエットやディテールに強いこだわりを持つファッションのプロたちの信頼を得ている。

ADのあとに記事が続きます

ADのあとに記事が続きます

日本語で「不一致」や「不調和」を意味する店名、着想源は二人がコロナ渦で偶然目にした、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2021年春夏コレクションだという。

「不協和音」をテーマに、異なるモノ同士を掛け合わせることによって新たな美学や魅力を生み出したそのコレクションが、それまで異分野で活動していたお二人それぞれの世界観を、アパレルショップという形で融合させるというアイデアに結びついたのだとか。

白を基調としたモダンな店内には、’90年代のエンポリオ・アルマーニ(EMPORIO ARMANI)やヴェルサス ヴェルサーチェ(VERSUS VERSACE)、ランバン(LANVIN)をはじめ、お二人が「実際に着用したい洋服」をコンセプトに制作したというオリジナルブランド、ニュートラル(Ntrul)の服も並ぶ。

「’80年代の煌びやかな雰囲気が適度に削ぎ落とされ、良いものや必要な部分だけが残った’90年代の感覚が好きなんです」と語るモハメドさん。

ブレないファッションの軸を持ったお二人が選ぶアイテムは、ベーシックなスラックス1本にも、ブランドそれぞれの独自性が打ち出されている。上品な空気をまとうエターナルなスタイルを見つけたいあなたや、コンテンポラリーなムードを愛するあなたにおすすめのお店だ。

STAFF SNAP!!

オーナー モハメド アズハリ アフメドさん

レザーフライトジャケット ¥82,800 EMPORIO ARMANI
「’80年代のエンポリオ・アルマーニのアイテムです。
海外のコレクターから直接買い付けた一着で、
ボアやポケットのディテールが気に入っています」(森下さん)

ニットシャツ ¥32,800 Ntrul
「ブランド定番の形のニットシャツです。
レイヤードで着用することをおすすめしていて、
流行り廃りのないベーシックなデザインを目指しました」(森下さん)

カウレザージャケット ¥198,000 Ntrul
「2025年の10月でお店を初めて3年になるので、周年記念に数量限定で作った一着です。
一般的なレザージャケットとは異なるミニマルなデザインを意識していて、
ジップではなくボタンを配したり、主張しすぎないポケットや計算されたサイズ感など、
隅々まで考え抜いて制作した、特別なアイテムです」(森下さん)


DISSONANCE
住所:東京都目黒区上目黒1-15-1
営業時間:14:00〜20:00(不定休)
WEB:https://dissonance.jp/
Instagram:@dissonance.jp

photographs:Jun Tsuchiya(B.P.B.)

RELATED POST

アルマーニ / カフェ 表参道店が夏季限定の特別なかき氷を発売!
なぜ、いま「リビング・モダニティ」なのか?『リビング・モダニティ 住まいの実験192...
映画「ハリー・ポッター」シリーズ衣装デザイナー取材、スタジオツアー東京特別企画「...
KIDILL(キディル)の末安弘明と中央町戦術工芸が鼎談『抗い続けるパンクのスピリット...
ステラ マッカートニーの新バッグコレクション「ジェネレーション ファラベラ(Gen F)...
ʼ25SSアイテムを探したい、東京リアルショップガイドvol4. 見た目! ミタメ!