9月29日から9日間の日程で、2026年春夏パリ・ファッションウィークが開催され、110を超えるブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目コレクションや話題のトピックスをご紹介します。

ジュンヤ ワタナベ(JUNYA WATANABE)の今シーズンは「日常から生まれた非日常のアート」がテーマ。これまでとは異なるアプローチによって、アートピースのような服を作ることを目指したコレクションです。

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デザイナーの渡辺淳弥さんは、身近にあるものを素材の一つと考え、それらを本来の用途ではない文脈で用いることに挑戦。常識的な手法では生み出せない新たなフォルムの可能性を探求しました。

使用したのは、ハイヒール、長靴、ハンガー、ストッキング、フォークやワイングラスなど。スーツケースやボクシング用品で仕立てた服もあり、バテンレースをあしらったアンブレラ・ドレスは、アップサイクルではなく、ドレスを作るために特注した傘で制作したそうです。


モデルが手にしているのは、素材が書かれた紙。エキセントリックながらも、エレガントなシルエットへと昇華させる手腕がみごと!






























Courtesy of Junya Watanabe
Text: B.P.B. Paris