フランス・リヨン生まれで、現在は新潟県佐渡市を拠点に活動するアーティスト シャルル・ムンカの個展「Tameshigaki (lignes de vies)」が、6月30日（金）より東京・渋谷のINS Studioとザ･コンランショップ 代官山店にて開催。また、作品を入れ替え、 7月28日（金） より大阪・i GALLERY OSAKAにて巡回も行われる。
これまでに世界各国を旅しながら、20年に渡って文具店や書店に残された「試し書き」の蒐集を続けてきたムンカ。本展では、そこに残された文字や絵、記号などのモチーフを、サンプリング、リミックスすることで新たに組み上げたシリーズを初めて公開する。本シリーズは、30点を超える大小の新作ペインティングと、大型のインスタレーションから構成される。
世界中の「試し書き」をアートに昇華させるシャルル・ムンカの最新個展へぜひ足を運んでみて。
Charles Munka “Tameshigaki (lignes de vies)”
期間：2023 年6月30日（金）～7月16日（日）
場所：INS Studio
東京都渋谷区円山町28-8 B1F
時間：12:00～19:00
休館日：月・火
入場無料
WEB：www.ins-stud.io
企画：INS Studio、etc.inc
【同時期開催】
期間：2023年6月30日（金）～7 月18 日（火）
場所：ザ･コンランショップ 代官山店
東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF 棟 1F・B1F
時間：11:00 ‒ 18:00 / 土 11:00 ‒ 19:00
休館日：水曜
入場無料
WEB：https://www.conranshop.jp
【巡回】
期間：2023年7月28日（金）～8月20日（日）
場所：i GALLERY OSAKA
大阪府大阪市中央区南船場3-8-14 Acn 心斎橋Garden 1F
時間：12:00～19:00
休館日：月・火
入場無料
WEB：www.igallery-osaka.com
Charles Munka
フランス南東部・リヨン生まれ。佐渡島を拠点に、東京、香港、ソウル、チューリッヒ、ロサンゼルス等、国内外で精力的に作品を発表。絵画、ドローイング、コラージュなどのメディアを横断した独特のスタイルで、抽象表現主義から日本の漫画まで、幅広い影響を受けながら、イメージの流用に関わる大衆文化の美学の追求を続ける。
ギー・ドゥボールが提唱する「漂流」の理論を元にした作品は、周囲の建築や地形の美学から、観る者を無意識のうちに体験へ、風景を巡る無計画な旅へといざなう。最終的な体験はアートワークであり、アーティストが旅先で収集した情報を表している。その作品の鮮やかで色彩豊かな断片は、ポストモダンのアジア都市の驚きと混沌を暗示し、漫画の人物、アジアのキャラクター、看板、ギリシャのシンボルが並置され、ムンカを主人公とする壮大な物語に融合する。
Instagram：@charlesmunka
