太陽が沈みかけた夕暮れ特有のやわらかな明るさが残る頃、会場にはキンプリコールが響き渡り、花火型のペンライトやうちわが咲き誇るように揺れていた。「『King & Princeとうちあげ花火』始まるよー!」という声を合図に色違いの浴衣を身に着けた二人が登場!
恋のときめきを歌ったラブソング「HEART」を披露すると、3万人のティアラから大歓声が沸き起こる。そのままトロッコに乗って「なにもの」「My Love Song」を歌唱し、冷え込む会場の空気を温めた。
いよいよ花火の打ち上げがスタート!
King & Princeとファンのみんなで10秒前からカウントダウンを行うと、夜空に花火が一斉に打ち上がる。まずはアルバム『Re:ERA』からセレクトされた5曲に合わせての演出だ。前方のスクリーンには、King & Princeの2人がメロディを口ずさみながら花火を見上げたり、自撮りをしながら楽しんだりする姿が映し出され、まるで一緒に花火大会に来たかのような気分。
花火ブロック1
1.LOVE HACKER 2.Odyssey 3.POPSTER in the KINGDOM 4.染み 5.Harajuku
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続いて、ダンスナンバーに合わせてステージではレーザーやストロボの激しい光の演出が展開。完全に日が落ちた夜空をキャンバスに、アップテンポでグルーヴ感あふれるサウンドとダイナミックな花火が見事にシンクロしていった。
花火ブロック2
1.I Know 2.Namae Oshiete 3.mooove!! 4.Spark and Spark 5.MY ME MINE
冬ソングのカバーから思い出深い楽曲まで

MCコーナーでは、永瀬が以前から歌いたかったというback numberの「ヒロイン」と、King & Princeの冬のラブソング「I Promise」をアコースティックバージョンで披露。さらに、初日にカバーした桑田佳祐の「白い恋人達」をアカペラでワンフレーズ歌う場面もあり、ここでしか聴けない特別感あふれる二人のハーモニーに、会場は歓声に包まれた。
続く花火ブロックでは、冬やクリスマスをモチーフにしたロマンティックな楽曲がセレクトされ、赤や緑を基調としたクリスマスカラーの花火が夜空を鮮やかに彩った。
花火ブロック3
1.Winter Love Story 2.Happy Holy Night 3.Little Christmas 4.I Promise 5.君とメリークリスマス

続いて、新曲「Theater」が初披露されている間に、永瀬は黒のジップアップトップスとロールアップデニムに、髙橋はキャメルのジャケットにジャカードのグラフィック模様が施されたダメージジーンズを合わせた衣装にチェンジ。
前日の公演では思わず涙が流れたという、髙橋お気に入りのラストブロックでは、デビューシングルから2023年までにリリースされた楽曲が並んだ。これまでの歩みを振り返るようなラインナップを、二人は特設ステージのこたつで温まりながら見つめていた。
花火ブロック4
1.シンデレラガール 2.Funk it up 3.君に届け 4.High On Love! 5.僕の好きな人 6.Lovin’ you 7.君がいる世界
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ラストはダイナミックな花火を背に歌唱!

イベントが終盤に差し掛かかると、トロッコに乗り込みミッキーマウスとコラボレーションした楽曲「What We Got〜奇跡はきみと〜」を披露。歌唱後、髙橋は「キンプリの曲に背中を押される2日間でした。あらためていいなと思いました」と語り、永瀬は「何よりこうしてみなさんと同じ時間を過ごせるのが一番いい。今まで一緒に頑張ってきた仲やから」とファンへの想いを伝えた。
最後の楽曲「WOW」をパフォーマンスすると、無数の花火が一斉に空へと打ち上がり、スタジアム全体を包み込む。視界の端から端まで埋め尽くされる圧巻の光景とともに、2日間だけの特別なイベントは幕を閉じた。
photograph:Norifumi Fukuda(B.P.B.)
King & Prince「Theater」MV Short Clip
King & Prince
公式サイト:King & Prince|STARTO ENTERTAINMENT
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