コートジボワールを拠点とするジョアナ・シュマリ。プリントに直接刺繍を施した作品。 I CHOOSE PEACE,mixedmedia, series ALBA’HIAN triptych @ Joana Choumali,2022
共同創設者、共同ディレクターを務めるルシール・レイボーズと仲西祐介が、京都を舞台に開催する、国際的な写真祭。今年は「BORDER=境界線」をテーマに、キューバやウクライナ、日本、スイス……と世界の写真家たちが集結する。歴史的建造物やモダンな近現代建築を会場に展開され、時に伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションも実現するなど、京都ならではの写真祭を目指す。
スペイン人のココ・カピタンによる京都のティーンエイジャーにフォーカスした写真。©Coco Capitán
さらに同時期に国際的なミュージックフェスティバル「KYOTOPHONIE」も開催される。京都市内各所にて、パリを拠点とするインディーズレコードレーベルNφ Fφrmat!が選定したアーティストたちを中心に、様々なライブパフォーマンスを予定。
4月16日に東福寺塔頭 光明院でライブを予定している、「アフリカの黄金の声」と称されるサリフ・ケイタ。©Lucille Reyboz
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」
期間:2023年4月15日(土)〜5月14日(日)
WEB:https://www.kyotographie.jp、https://kyotophonie.jp
『装苑』2023年5月号掲載