
クリエイティブな活動を行い、日々新しい価値を模索する20代にとって、服を選ぶことは単なるルーティンではなく「自己表現のツール」。
そんな感度の高い20代のクリエイターたちが足繁く通うのは、独自の審美眼で買い付けられた一点ものや歴史をまとったヴィンテージが並ぶ、個性の強いユーズドショップ!
今回は、原宿・渋谷の最先端から、祐天寺・千駄ヶ谷のディープな名店、そして宝探し気分を味わえる御徒町の穴場まで。20代クリエイターが「本当は秘密にしておきたい」ほど愛する行きつけのユーズドショップ8選を、2026年の最新視点で厳選しご紹介します。
photographs :Jun Tsuchiya (B.P.B.)
/ text : SO-EN
RECOMMENDER

裸野 巧さん
(文化学園大学 ファッション社会学科)
Instagram:@sunaxatopan
I&I/渋谷


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幅広いジャンルの中で、
確かなこだわりと温度を感じるセレクトが魅力
東京・渋谷の神南エリア、大通りから外れた小道に佇む、電球型の置物が目印の「I&I」。アメリカ・西海岸から買い付けられたレゲエやスケーターカルチャーに関連するアイテムが数多く取り揃えられており、若い世代を中心にカルチャー好きから長く愛されている店だ。
店名の「I&I」はレゲエカルチャーにおける「わたしとあなた」=「わたしとわたし」を意味し、他者に愛を持って接し、相手の事も自分事のように考えるというラスタの精神を反映させている。
接客の姿勢もその店名通り。「自分のことを知るようにお客様を知るよう接し、古着を通して感覚を共有したい」と語るのは、元々いち顧客として「I&I」と出会い、現在はスタッフとして働くコバさんだ。


窓と扉のガラスはオーナーがアメリカから買い付けたもので、日本では見られない規格外の大きなサイズがお店を印象付ける。訪れた人は一目で店内の様子を見ることができ、地上から差し込んでくる光は解放感をもたらしてくれる。
また、店内には様々な形をした数多くのライトが並び、オーナー自作のスピーカーから流れるのは、選りすぐられたGOODミュージック。このリラックスした雰囲気が「I&I」の良さだとコバさんは語る。



トラックジャケットやグラフィックT、フレアパンツといったレゲエカルチャーを象徴するファッションアイテムから、スニーカーやバックパック、リングなどのアクセサリー類まで幅広くラインナップ。
また、幅広い着こなしが可能なフーディーやダウンジャケットに加えて、お店の顧客であり、現代アーティストの渡邉太地さんが手掛けたオリジナルのグラフィカルなスウェットなども販売されている。

買い付けの基準は、オーナーたちが抱くカルチャーへの愛と、現場で働くスタッフたちが感じる今の若者に刺さりそうなスタイルが反映されていること。
「このお店では、洋服を通してカルチャーへの愛を持った人が繋がることができます。自分もなるべく同じ趣味を持つお客様同士を繋げるように意識していますし、このお店から『I&I』という考えが広がっていく、そこが最大の魅力だと思います」とコバさん。カルチャー好きで新しい刺激を求める服好きのあなたは、是非立ち寄ってみては。
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—— ITEMS ——

フーディー ¥39,380
アメリカ・サンフランシスコにある、カルチャーの聖地として知られる老舗の書店「City Lights Bookstore」のフーディー。絶妙なフェード感とダメージが魅力的。「これを着てた人は多分、路上で寝ていたのだと思います。それほどリアルなボロでかっこいいです」(コバさん)

ブルゾン ¥40,480
1950年代に製作された、ホワイト、レッド、グリーンの3色がかわいいブルゾン。ポップな柄に加え、女性でもジャストフィットで着用できるサイズ感が特徴。

ハット ¥16,280
高さのあるクラウン部分と、折り返されたようなつばが目を引くユニークなデザインのハット。’90年代のファンクカルチャーを感じさせるような、他にはないシルエットが存在感抜群。
