メゾン ヴァレンティノが、イタリアファッション協会との協業により、シーズン毎に若手のゲストデザイナーを1名選出し、ヴァレンティノのインスタグラムアカウントでそのデザイナーのコレクションを紹介するプロジェクトを継続することを発表。
新しい世代のデザイナーたちのエネルギーを育て、ファッション界のシステムを支えていくため、デジタルスペースを開放し、若いクリエイターに作品やメッセージを発信する機会を提供する本プロジェクト。プロジェクトの第2回目は、9月にミラノで開催される2023年春夏ウィメンズコレクションのファッションウィーク中に実施される。
今回選ばれたデザイナーは、Act N°1(アクト・ヌメロウーノ)の創立者であるガリブ・ガサノフとルカ・リン。Act N°1はインクルージョンと同義語でもあり、クラフツマンシップとマルチカルチャーの雰囲気を併せ持ちながら、過去に意識を向けつつも未来を見据える今の世代を代表するブランド。
クリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリは、ファッションは多様性を受け入れることによって個性を称えるものでなくてはならないと考える。そんなピエールパオロ・ピッチョーリの純粋な多様性とインクルーシビティという信念に共鳴するデザイナーたちの今後活躍に注目が集まる。
メゾン ヴァレンティノ クリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリ コメント
「ガリブ・ガサノフとルカ・リンの作品は、すべての若手デザイナーの物の見方がそうであり、おそらく私たちすべてがそうあるべきであるように、軽やかであると同時に深遠です。多文化主義とは、多様性を尊重し、自由で大胆なクリエイティビティの中で、独断や思い込みを持つことなく、人と人とが共存すること。才能を支援することは、美と私たちが果たすべき責任を両立させるものであると信じていると同時に興味深くもあります。というのも、ファッションは大きな力を秘めており、提供できるものがたくさんあるからです。これが、今後行われていくたくさんの行いの最初のひとつとなることを心から願っています」
イタリアファッション協会会長、カルロ・カパサ コメント
「今回、この取り組みの第 2 回目に参加できることを大変うれしく思うと同時に、このような体系だった確固たる取り組みを行ってくださるメゾン ヴァレンティノに感謝します。今日、若い才能を見出して支援し、表現やチャレンジする場を提供することはかつてないほど重要になっています。グローバル化によってより競争が激しくなっているマーケットにおいて、権威のあるメゾン ヴァレンティノによる支援は、新進気鋭のブランドにとってとても重要です。Act N°1 は、イタリアファッション協会でも支援してきたブランドのひとつであり、今年はイタリアファッション協会が設立した財団から助成金のサポートを行っています。ピエールパオロ・ピッチョーリ氏がガリブとルカの優れたクリエイティビティに注目し、ブランドに国際的な影響力をもたらすユニークな機会を提供してくださったことを非常によろこばしく思っています」
Act N°1 クリエイティブ ディレクター、ルカ・リン、ガリブ・ガサノフ コメント
「ヴァレンティノの SNS で 9 月に Act N°1 の新しいコレクションを発表することができるゲストとしてピエールパオロ・ピッチョーリ氏に選んでいただいたことは大変光栄であり、うれしく思っています。私たちが表現する価値はピエールパオロ・ピッチョーリ氏がつくり出す価値と共鳴するとともに相乗効果をもたらすものであり、今回サポートいただけることは私たちにとって非常によろこばしいことです。このプロジェクトは、ヴァレンティノとイタリアファッション協会のおかげで、私たちが当初より発信してきたメッセージをかつてないほど多くの、そして遠くの方々に届けることができる重要なプラットフォームとなることでしょう」
問い合わせ : ヴァレンティノ インフォメーションデスク
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