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1920年代のパリの芸術界を俯瞰する展覧会
「マリー・ローランサンとモード」

2023.02.14

マリー・ローランサン《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 ©Musée Marie Laurencin

二つの世界大戦に挟まれた1920年代のパリで活躍したマリー・ローランサンとココ・シャネルに焦点を当てた展覧会「マリー・ローランサンとモード」が開催。パステル調の淡い色調と優美なフォルムで女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウエアを女性服に取り入れたシャネル。

ガブリエル・シャネル《デイ・ドレス》1927年頃 神戸ファッション美術館

本展ではオランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから約90点の作品がラインナップ。美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、同時代を彩った人々との関係にも触れながら当時のパリの芸術界を紹介する。 

「マリー・ローランサンとモード」
期間:開催中〜2023年4月9日(日)
場所:Bunkamura ザ・ミュージアム
   東京都渋谷区道玄坂2-24-1 地下1階
時間:10:00〜18:00 ※金・土曜は21:00まで
休館日:3月7日(火)
観覧料:一般¥1,900、大高生¥1,000、小中生¥700
WEB:https://www.bunkamura.co.jp/museum

『装苑』2023年3月号掲載

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