©︎Yuriko Takagi
ウイメンズ クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリによる春夏 2020 オートクチュール コレクションより
パリ、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が12月21日(水)から東京都現代美術館(MOT)にて開催。この展覧会では、創設者クリスチャン・ディオールの庭園に対する愛、さらにディオールのコレクションに影響を与えていた日本の豊かな創造性の魅力など、75年を超える情熱にスポットが当てられている。また「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までの数々の作品が貴重なアーカイブ資料によって映し出される。さらに東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子さんが本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、ディオールの歴史があふれる作品に注目。
『装苑』2023年1月号掲載
ムッシュ ディオールと、継承した6人の
アーティスティック ディレクターの作品
(左)ムッシュ ディオールによる1948年オートクチュール コレクション(右)イヴ・サンローランによる1959年春夏オートクチュール コレクション
(左)マルク・ボアンによる1962年秋冬オートクチュール コレクション(右)ジャンフランコ・フェレによる1995年春夏オートクチュール コレクション
(左)ジョン・ガリアーノによる2009年秋冬オートクチュール コレクション(右)ラフ・シモンズによる2014年春夏オートクチュール コレクション
マリア・グラツィア・キウリによる2021年春夏オートクチュール コレクション
▼さらに会場の様子をお届け▼
(左)日本庭園をイメージした空間で見せた花のドレス(右)背景の壁に使用したのは和紙。和風の趣を取り入れた中での桜モチーフのドレス
(左)高さ20メートルの空間にディスプレイされたイヴニングドレス(右)デッサンを実際に白い布で立体に仕上げたトワル
右はマリリン・モンローが着用した黒いドレス。左のネイビーのドレスはダイアナ元妃が着用したもの。
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展
期間:2022年12月21日(水)〜2023年5月28日(日)
場所:東京都現代美術館 企画展示室 1階・地下2階
東京都江東区三好4-1-1
時間:10:00〜18:00
観覧料:一般¥2,000、大学生・専門学校生・65歳以上¥1,300、中高生以下無料
WEB:https://bit.ly/3V8GZMI