6月24日から6日間の日程で、2026年春夏パリ・メンズファッションウィークが開催され、70ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの必見のコレクションや注目のトピックスをご紹介します。

ウォルター ヴァン ベイレンドンク(WALTER VAN BEIRENDONCK)の今シーズンのテーマは「WINK – WITH STARRY EYES(ウィンク – 星のような瞳で)」。
歴史的衣装やアーティストの作業着をベースに、ファンシーな花柄や水玉、グラフィックなストライプや迷彩柄など、多種多様なモチーフにあふれたコレクションは、ウォルター自身の子供時代の記憶からも着想を得ている。

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「これからも、星を見つめるような目をした、目を見開いた少年でいたい。人間の善を信じていた、あのころのように」とウォルター。
古いアルバムのモノクロ写真がプリントに使われ、ありふれたキッチンクロスはシャツやワンピースに仕立てられた。

靴ベラ、櫛、ヘアカーラーなど、日常にあるものを組み合わせたアクセサリーもユニークで、スティーブン・ジョーンズによる花をあしらったボーラーハットも登場。


懐かしい記憶を呼び起こしながら、詩的な情感で包み込むコレクションである。









































デザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク
Courtesy of WALTER VAN BEIRENDONCK
Text:B.P.B. Paris