作りたい、という衝動から。タークが向き合った縄文のエネルギー。2026-’27年秋冬パリ・メンズファッションウィークより

2026.01.27

1月20日から6日間の日程で、2026-’27年秋冬パリ・メンズファッションウィークが開催され、66ブランドが公式スケジュールで新作を発表。注目のコレクションやトピックスをご紹介します。

ターク(TAAKK)のテーマは「湧き上がる衝動」。

縄文の文化に強く惹かれるというデザイナーの森川拓野さんは、その時代の造形物の中に爆発的なエネルギーを見出し、自身のものづくりの情熱に重ねたといいます。

ADのあとに記事が続きます

ADのあとに記事が続きます

「縄文をやりたかったのは、ものづくりの姿勢としてでした。日本人デザイナーのシンプルな空気感が“良し”とされる中で、自分はそういうタイプではありません。かといって日本のアニメ感でもない。じゃあ、自分の属性って何だろうと考えたときに、ものを作るのが好きっていうのが一番グッと入り込むところでした。それが、縄文のものづくりに近いんじゃないかなって」

作り込まれたディテールやファブリックが迫力さえ感じさせた今回。特に目を引いたのは、土器に刻まれた模様のような刺繍で、廃材から作られたファーアイテムも豊富に提案されました。

「今季はいろいろな素材を作って、素材の幅も広げました。見る人が『おっ』と思ってくれたり、買ってくれる人が『すてきだな』って思ってくれたりすれば、僕はそれで十分です」

プリミティブなデザインのジュエリーは、「4℃ HOMME+」とのコラボレーションによるもの。コレクションは、ワイルドな要素を織り交ぜつつ、洗練されたスタイルへと昇華されています。

全ルックを一挙公開!

Photos : Courtesy of Taakk
Text:B.P.B. Paris

RELATED POST

【パリ・メンズ SS2027】コム デ ギャルソン オム プリュスが示す、その先の希望。もし...
ヨウジヤマモト プールオムのパファーは、シックでダンディ。2025-’26年秋冬パリ・メ...
ファッションと戦争、コム デ ギャルソン・オム プリュスの対極からのメッセージ。202...
【パリ・メンズ SS2027】リック・オウエンス、猛暑のパリで過酷な環境を生き抜く服を提...
2023-’24年秋冬パリ・コレクション/フランス・モード研究所(Institut Français de ...
リック・オウエンスは、愛と光を宿す塔がテーマ。2026-’27年秋冬パリ・メンズファッシ...
アンダーカバーはエスニックなスパイスを効かせて。2025年春夏パリ・メンズファッショ...
コム デ ギャルソン・オム プリュス、ブラックホールから抜け出すパワーを。2026-’27...
キディルが描く、解放と反逆の天国。2026-’27年秋冬パリ・メンズファッションウィーク...
ジュンヤ ワタナベ マンは、装いを磨き、スタイルを更新。2026-’27年秋冬パリ・メンズ...
ファレルによるルイ・ヴィトン、未来へ続くタイムレスな服。2026-’27年秋冬パリ・メン...
失敗の先に。ダブレットは空気から生まれた服を発表。2026-’27年秋冬パリ・メンズファ...