RYUNOSUKEOKAZAKI(リュウノスケオカザキ)2026-’27年秋冬コレクション-
「祈り」コンセプトの転換点
“人に着せるための服”を岡﨑流に探求

2026.03.31

2026年3月16日(月)〜21日(土)の会期で開催した「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/W」。JFWO設立20周年を迎え「世界の継ぎ目となれ」というテーマを掲げる今季では、全33ブランドによる新たな20年への一歩を刻むクリエイションが披露されました。
装苑ONLINEでは、東京のファッションシーンを牽引する実力派から、今季デビューする注目のニューカマーまで、個々の美学が放たれる最新のコレクションを、独自の視点でお届け!


ファッションと芸術を行き来する、RYUNOSUKEOKAZAKIのランウェイショーが4年ぶりに展開された。ショーをするきっかけとなったのは、これまでの“着られる芸術”から“人に着せる服”を意識したクリエイションに臨んでみたいという思いから。それらのアプローチとして、いくつかの手法で実験的な服作りを試みているという。

前シーズンより引き続き、線から面を意識したデザイン、シンメトリーを崩したアンバランスなシルエットはより大胆に披露されている。プラスチック製のボーンを利用した骨組みにストレッチニットやベロアなど、伸縮性の高い素材を合わせ、生地の重なりや重力に反したグラフィカルなドレスやスカートを構築。今季は、ノスタルジックな花柄やレオパードやパイソンなどのアニマル柄、チェックなど、様々なバリエーションの生地も加わり、表情が一層豊かなものに。

そして、いちばん大きな実験的アプローチとしては、ドレス中心だったコレクションから、セパレートルックで見せるスタイル。ボーンを張り巡らせたシャツやジャケット、上下のシルエットを反転させたようなシルエットのスカートなど、ブランド流のリアルクローズを披露。また、三日月型のバッグやひだ付きのシューズなど、革小物の展開も新たな試みのひとつだ。

実際にリアルクローズを意識したことに対して、デザイナーの岡﨑は「決してリアルとは言えず、偶発的なクリエイションも多いですが、ブランドのコンセプトである“平和への祈り”をもとに、人の感情に向き合った服作りができたように思います」

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