6月18日から6日間の日程で、2025年春夏パリ・メンズファッションウィークが開催され、約70ブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの注目のショーや見逃せないトピックスをご紹介します。
ジョナサン・アンダーソンによるロエベ(LOEWE)は、5人の独創的なアーティストのオブジェとともにショーを展開。キーワードは「ラディカル(過激な、極端な)」と「節度」。
ミクロとマクロといったスケールの遊び、細長く伸びたシルエットを見せるコレクションで、フロアに展示されたアート作品やヘッドピースのキジの羽根にもその特徴が表れていました。
グランジスタイル、プレッピー風、シックなブラックスーツも登場し、ネームタグを巨大化させたロゴ入りのトップス、トビズボンのようなニットのバルーンパンツ、裾が反り返ったコートなど、ジョナサンらしい斬新なデザインにあふれています。
絞り染めやマザーオブパール、腕時計のストラップのようなメタルチェーンのトップスもあり、このブランドならではのクラフツマンシップと素材のユニークさが際立っていました。
Courtesy of Loewe
Text:B.P.B. Paris