
デンマークのスポーツブランド「HUMMEL(ヒュンメル)」のファッションライン、「HUMMEL 00(ヒュンメル オー)」が2シーズン目を迎えた2025AWに、「BASICKS (ベイシックス) 」創立者・デザイナーである森川マサノリが新クリエイティブディレクターに就任。
2025年3月18日には、就任後初となるランウェイショーを日本のファッションウィーク「Rakuten Fashion Week Tokyo 2025-’26A/W」で披露した。
“ニューヘリテージ”をテーマに、創設100周年を迎えたHummelの伝統を再解釈して、現代的なファッションへと落とし込んだコレクション。
装苑ONLINEでは、リハーサル準備からショーの舞台裏に密着。ショー終了直後に行った森川への独占インタビューも合わせてお届けする。
photograph: Norifumi Fukuda(B.P.B.)

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ショーの舞台は、国立代々木競技場の敷地内の一角。
モデルごとに用意されたラックには、森川が手掛けた衣装が並ぶ。ヒュンメルを象徴するV字のシェブロンマークを模様としてあしらったナイロンのジャケットなど、機能的なウェアの他に、ベロアのジャージ、プリーツスカートなどクラシカルなアイテムも見受けられた。
本番に向けて念入りにチェックをするフィッターには、文化服装学院など服飾を学ぶ学生たちの姿も。



今回ヘアメイクには、Yu Nagatomo、KAZUHIRO TAKENAKAが参加。16時からスタートするリハーサルに向けて、コーディネートやヘアメイクのチェックが入念に行われていた。


リハーサルがスタート。森川とともに、スタイリングを担ったスタイリストの初沢大地、ショーディレクターが観客席に腰を掛け、モデルの動きやアイテム1つ1つの見え方、ライティング、BGMなどの演出も確認。
一度しか行われない通しリハーサルということもあり、全員が念入りに調整を行っていく。

フィナーレには、ヒュンメルのロゴマークであるマルハナバチのフラッグを掲げた演出が。

森川が直接モデルに動きを指示する。



ショー本番10分前。今回のスタイリング考案には、初沢とともに森川も参加したということもあり、本番前の最終チェックも二人で行っていた。ジャケットの前を開けるか、襟を見せるかなど、コーディネートの見せ方の細部を開演直前まで調整する。



17時30分オープン。今季からまた新たなヒュンメル オーとして発表されるコレクションに期待を膨らませた観客が続々と入場。白いライティングがランウェイを照らし、アーティストの荘子 itが手がけた壮大なBGMで幕が開ける。森川が今この時代に新しく提案したいスポーツテイストの在り方を、個性豊かなモデルたちによって次々と披露された。
終盤では小雨が降る中、鳴り響く重低音と真っ赤な照明が雨粒を照らし、まるでそれさえも演出かのような唯一無二の観客を魅了するフィナーレとなった。




ショーが無事に終了し、森川、初沢、Nagatomo、TAKENAKAがハイタッチをする姿も。
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