2024-’25年秋冬オートクチュールウィークが1月22日から4日間の日程で開幕。
今シーズンの必見のショーや気になるトピックスをご紹介します。
今月初めにアーティスティックディレクターのヴィルジニー・ヴィアールの退任を発表したシャネルは、ファッション・クリエイション・スタジオによるオートクチュールコレクションを発表。
会場となったのは、フランスを代表するオペラ座のパレ・ガルニエ。
この場所にふさわしく、ラグジュアリーで優雅な空気をまとったコレクションは、 歌姫やバレエダンサーなどの華麗な舞台衣装を思わせ、フェザー、タッセル、フラワー刺繍など、華やかな装飾に彩られています。素材にはアイコニックなツイードに加えて、ラッカー仕上げのジャージー、スエード、チュールなどを使用。ガブリエル・シャネルが革新的な衣装を手がけたバレエ作品『青列車』(1924年)や『ミューズを率いるアポロ』(1928年)への敬意を込められたクリエイションでもあり、シルエットはボリュームがありながらも軽やか。
まさに、オートクチュールとオペラが融合する世界です。
Courtesy of Chanel
Text:B.P.B. Paris