9月25日から9日間の日程で2024年春夏パリ・ファッションウィークが開催され、100以上のブランドが公式スケジュールで新作を発表。今シーズンの必見ブランドやトピックスをご紹介します。
アレキサンダー マックイーン(Alexander McQueen)は、クリエイティブディレクターのサラ・バートンによるラストショーを開催。
バートンは、2000年より同ブランドのウィメンズウエア部門ヘッドデザイナーとして活躍し、リー・アレキサンダー・マックイーン没後の2010年5月に、クリエイティブ・ディレクターに就任。創始者が見せた繊細さと強さ、ロマンティシズムと反骨心といった対照的な要素が共存するクリエイションを引き継ぎ、約13年間ブランドを指揮してきました。
今シーズンのコレクションは、女性の解剖学、エリザベス1世、血のように真っ赤なバラ、ポーランドを代表する彫刻家マグダレーナ・アバカノヴィッチから着想。ショーは、女性に力を与えることを常に願い続けたリー・アレキサンダー・マックイーンとの思い出と、チームの情熱、誠実さ、才能に捧げられました。
今季で退任したクリエイティブ・ディレクターのサラ・バートン
Text : B.P.B. Paris