アール・デコ様式の建物を生かした展覧会や、緑豊かな庭園が人気の美術館、東京庭園美術館にて、本誌装苑の連載が好調の蜷川実花さんの展覧会、蜷川実花「瞬く光の庭」が6月25日（土）〜9月4日（日）の会期で開催予定。

本展では、コロナ禍の国内各地で撮影された、膨大な写真の中から厳選された植物の写真と映像作品が公開。また、今回のために美術館の庭園で撮り下ろした作品も展示される。花や植物を見つめる「蜷川の目」を追体験したあとに、美術館の庭園を散策してみれば、植物の見方が少し変わるはず。

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

独特な色彩感覚で知られている蜷川さんの作品。最新作では光に満ち溢れ、柔らかな色調の“光彩色”で彩られている。さらに、ダイナミックな映像インスタレーションでは、作品世界に包み込まれるような体感を存分に味わうことができる。

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

「富山県美術館開館 5 周年記念 蜷川実花展」(2022)会場風景

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

「富山県美術館開館 5 周年記念 蜷川実花展」(2022)会場風景

希望を感じさせる作品と、重要文化財に指定されている東京庭園美術館のアール・デコ様式の装飾とのコラボレーションは必見。唯一無二の建築空間と、蜷川さんの世界を訪問してみて。

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蜷川実花 「瞬く光の庭」

会期：2022年6月25日（土）〜9月4日（日）

場所：東京都庭園美術館 本館＋新館

展覧会特設サイト：www.mikaninagawa-flickeringlight.com

「装苑」での連載が好評な蜷川さん。今月号の詳細はコチラ！